森美術館「未来と芸術展」
倫理と常識を刺激されながらの近未来テクノロジー。それが現代アートとコラボを。全て現代と接続しているので現在進行形のリアル感がある。
アブダビのマスダール・シティ(CO2排出ゼロ設計)
AI美空ひばり
人はフェイクにも感動できるということ。これは哀しいことなのか。せめてもの救いになるということなのか。
NHK紅白歌合戦で物議を醸したAI美空ひばり。特別室で体験できました(臨場感がすごかった)。あのフェイクの存在感。(行き過ぎた)未来への恐れと夢…controversialなまま時代は進んでいく…
(現場での撮影はできなかったのでNHKの動画を)
https://www.youtube.com/watch?v=nOLuI7nPQWU
↑リンク先
(ゴッホの耳の複製)
こんなことしてどうするんだろうと思ったけれど、遺伝学と3Dプリンタの進歩で得られるモノまで素材にするなら、末恐ろしい未来を内包している。
ゴッホの耳を通して未来に語りかける(実際にマイクが設置)
狂ったもの(ゴッホと現在の倫理を違反した未来テクノロジー)の意匠コラージュ。
(未来の寿司のプロトタイプ)
未来の料理の概念をモデル化するとこうなるのかな。
食材レベルではなく、味のデータ化ベースで構築していく?
SSSB(ソルティ、スウィート、サワー、ビター)という味の四原色からという説明をしている。
3Dプリンタ、ロボットアームで造形していく…
未来の寿司のプロトタイプ
(AIなりすましアカウント)
AIによって生み出された大量の架空アカウント
実際、2016年アメリカ大統領選の際、ロシアのインターネット関連会社の社員が工作したという容疑(を背景にする)。
顔写真はflickrから。
将来、ネット上で交流する相手がAIのなりすまし(botアカウント)だったら…
ヴァーチャル・デジタル空間での危険性を現実空間で体現化。
テクノロジーの進化を止めることは人間にはできないでしょう。理性が止めるのか、本能が止めるのかと問うても、どちらも確信犯になりそう。どちらも主防犯になりそう。
環境問題も最新テクノロジーの進歩によって解決していくしかないのでは。