若い風の名残

 

 

ポケットの中にある平和

いつまでこんな想いでいられるのだろう

 

どこかに立ち尽くす気楽さは誰にだって

あるけれど

 

それは今もぼくのポケットの中に

残っているのだろうか

 

 

知らない言葉が聴き取れそうなくらい

澄んでいる耳のトンネル

 

誰かの存在駆け抜けた