魚突き師って、「食べるだけ、捕る」が基本なのですが、捕る一匹が大きく鮮度が重要なので、どちらかと言えば、獲物を人から貰う事はなく、逆に近所に配る立場だったりするものです。
しかしたまに、そんな冷凍庫まで常に魚でパンパンの事情なんて知ることもない人が、チヌとかメバルとか、人によっては真鯛なんかも平気でスルーする魚突き師の元へ「魚あげますよ」とドヤ顔で持ってくる事があるんですね。
私達って「下処理が完璧」なのがスタンダードじゃないですか。
「即血抜き、ウロコ取り、腹出しは当然終わってます」って当たり前なんです。
そんなところへ、ウロコと内臓が処理されていない、血抜きもやっていないような獲物を貰うのって、正直に言って迷惑以外の何者でもないわけですね。
贅沢な話なのですが。。。
しかし例外がありまして、これを貰えるなら自分から家に貰いに行ってもいい物があります。
それは「タコ」なんですね!!
まずは塩茹で。
刺身、カルパッチョ、たこ焼き、タコ天、何でもいけますね!!
近所の皆さん、タコが余ったら是非是非持ってきて下さいね。
お礼に新鮮な刺身を持って行きますので。
この「タコ貰って嬉しい」って「魚突きあるある」だと思うんですけど、皆さんもそうじゃないですか?
私はボートも持っている事ですし、真剣に「タコ釣り」をスキルの一つに加えようと思いました。
夏は魚突きもシーズンオフしていますし、ちょいと海に繰り出してみようかな。
タコ刺しを食べながら、そんな事を考えている一日でした。