安いだけを買う理由にしてはいけない | flatout@blog

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魚突き師はしけんが海の中で感じたことを書くブログ

ある時、妻がバーゲン品の服を見て、買おうか買うまいか悩んでいました。

 

「このデザインは気に入らないんだけど、でも安いし、、、」

 

そう言っていたんですね。 

 

 

しかし、買い物の格言として「安さだけを買う理由にしてはいけない」というものがあります。(誰が言ったんですかね?)

 

買いたい理由が「デザインと機能は気に入っていて、それでも値段が高いというものは買うべき」で、「デザインや機能が気に入らないけども、でも安いからというものは買わないべきだ」というものですね。 

 

 

確かに、バーゲン品とか「安いだけ」を理由に買ってしまった物って、結局タンスの奥にしまい込まれて使わなかったりしますよね?

 

値段というものは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないですが、意外と月日が経てば買った時の金額なんて覚えていないもので、後に残される感情というのは、本当にその物を気に入っているかどうかなんです。

 

だから、物を大事に長く使いたいと思うならば「高かろう」と、とにかく気に入ったものを買うべきなんですね。 

 

 

 

これは魚突きで道具を購入する際にも言えることで、長く大事に使いたかったら「気に入った物を買え」ということです。

 

 

例えばロングフィンを買おうと思っているとき、カーボンにするかプラスチックにするかで悩むことがあるかと思います。(魚突き師あるあるですよねww)

 

カーボンフィンはプラフィンに比べて、見た目もカッコいい、性能が良いのも分かっている。

 

でも値段が高い。

 

安いという理由だけで「とりあえずプラフィンで、、、」と買ってしまった人も多いんじゃないですかね?

(私も、クレッシーのGARA3000とピカソのブラックチームの後にやっとカーボンフィンを買いました)

 

 

使ってみれば、やっぱり気に入らなかった部分を常に抱えているわけで、いつかまたお金が貯まったタイミングでカーボンフィンに買い替えてしまうわけです。

 

これって損をする買い物なんですね。 

 

本当に物を大切に長く使いたいと思うんだったら、例え高くても気に入ったものを買うべきなんです。

 

失敗を道具のせいにしてしまうのも、何か気に入らない部分があるからですよね。

 

 

だからといって気に入ったからと、例えば身分不相応な高級車や、一億円もするような家をローンで買えと言っているわけではありませんよ。(まぁ、個人の勝手ですが、、、)

 

「生活に影響が出ない程度なら、例え高くても買うべきだ」ということです。

 

 

「欲しいけどお金がない」と言うんだったら「今は我慢して買わない」という選択肢もあるわけです。

 

中途半端なものを間に挟むよりも、少し我慢して本当に気に入ったものを後で手に入れた方が、無駄なモノを手元に抱えなくていいですよね。

 

それが「良い買いもの」ではないかと思います。

 

 

 

そして嫁に「安いだけが理由なら買わない方がいいよ」とアドバイスしたところ、「じゃあ隣のこれを買ってもいいの?」と言われました。

 

値段を見たところ、桁がひとつ違っていたため「気に入ったのなら・・・(汗)」 と言うと「自分は買えないくせに、出来ないことを言わないの」と怒られてしまいました。

 

全ての格言が正しいわけでなく、なかなか世の中難しいものだなと感じました(笑)