気になる記事をひとつ。
この記事を読んでピンと来た人いますか?
「道具」を「何と」書いているかです。
私たち魚突き師が使っていいのは「YASU」です。
この事をあまり深く追求していくと不利益なことが起こるかもしれないので明言は避けます。
それは何故かと言うと、ハッキリさせる事で「グレー」で遊べていた部分がなくなり魚突きの幅が狭くなるからです。
だから「もっこり」によく似た二文字のワードは使うべきではないんですね。
「手もっこり」もNGワードです。
10数年前であれば、そこまでは気にしなくて良かったかもしれません。
しかし最近ではそうも言っていられなくなってきた感があるので、魚突き師として認識しておくべきであろうと書いておきます。
条例で取り締まられるのは「道具」です。
フリーダイバーが何処で潜っても検挙されないのは道具を持っていないからですね。
私たち魚突き師を取り巻く環境の変化は「道具」への規制の変化でもあるんです。
自分としては、条例に関してハッキリと文章として残すと、もし管理する側からそれを見られた場合に後々面倒な事が起こる可能性がある。
だから曖昧に書いているところは上手く読み取って下さい。
(モッコリが出てきたので、今回どんなテンションで書いてるのかと疑問を持っている人が居るかと思いますが、けっこう真面目に書いてますよ)
過去、この「黄金伝説」をきっかけにして魚突き人口が爆発的に増えました。
「テレビでやってるんだから大丈夫だろう」
条例など何も確認せずに海に向かう人が増え、全国のあちらこちらでトラブルが起きる結果となりました。
その時期から「道具」に対する規制が厳しくなっています。
テレビ局からすれば、そんな全国の魚突き事情なんて関係がなく、ただ視聴率が増えればいいだけ。
それを象徴するように、未だに現状の理解もなく露出度の高い人達がこんな発言をしているわけですね。
それはどうする事も出来ないものとしても、実際に海で活動する私達はリアルに現実と直面します。
だから、自分の防衛策として条例を理解して海に潜るのは当然の行為だと思います。
この記事を読んでピンとこなかった人は情勢の把握が足りないかもしれませんね。
結局、魚突き師は海の中で一人きりです。
自分の身を守れるのは自分だけなんですから、規則などは人に聞いて判断するのではなく、自分で調べて熟読しておきましょう。
魚突きの未来のために、私達は努力と変化をしていかなければならないと思います。