09年3月期から四半期開示制度が始まったため、上場会社は年に4回、つまり3ヶ月に1度は決算をしなければならないことになりました。

ご存じのとおり、上場会社は3月決算が大多数です。僕の所属するグループでも当然3月決算会社が大多数を占めています。

とはいうものの、僕は当時数百社の上場クライアントを有する当事務所にあって、たった1社しかない4月決算会社の主査を担当していました。

また、金融機関の決算期は3月と決められているため、3月、4月と2ヶ月連続して期末決算監査に主査として従事していました。

2月決算会社はわりと存在するので、2月、3月と連続して期末監査を実施する人はちらほらいます。

「1.独立前夜 その2」で僕は退職直前には上場会社2社を担当していたと書きました。その新たに追加された2社目の上場会社は、なんとその2月決算会社だったのです。

そのおかげで、僕は、当事務所で(もしかしたら日本でも)唯一の期末決算監査という繁忙期を2月、3月、4月と3ヶ月連続で担当する主査となりました。

さらに、さらに、四半期開示制度のせいで毎月決算監査がやってくるというおそろしい状況になってしまいました。

案の定、結果的には300人超の当事務所でも5本の指に入る残業時間数と、上司の年収を上回るというおまけがついてしまいました。

担当が発表された時点では、まったくそりの合わないグループ長の嫌がらせかと思っていましたが、実はもっとひどい状況だったのです。