今回は、少し恥ずかしいですが、
ボクがお金の管理に失敗して何度も地獄を見た実体験を、
正直にお話したいと思います。
というのも、
「お金を稼げるようになったのに、なぜか残らない」
「頑張ってるのに、通帳の残高がいつも寂しい」
そんな女性経営者の方にたくさん出会うからです。
ボク自身、数年前まではまさにそうでした。
当時のボクは、売上がゼロというわけではありませんでした。
集客もできたし、セールスもしていた。
だけど、なぜか手元にお金が残らない。
気づけば、「自己投資」という言葉を言い訳にして
講座・セミナー・交流会にお金を使い続けていました。
毎月のカード請求にヒヤヒヤしながら、
「今月も何とかやりくりできた…」とホッとする。
でも、その繰り返しに疑問を持ち始めたんです。
「稼げているはずなのに、なんでこんなに苦しいんだろう?」
ある時、経営者仲間に言われた一言で、ボクはハッとしました。
「お金に波がある人って、自分の価値にも波があるんだよね。」
その言葉を聞いて、ドキッとしました。
図星だったからです。
売上が上がった時は「たまたまうまくいった」
売上が下がると「やっぱりボクなんて…」
そんなふうに、自分の価値を安定して信じられていなかったんです。
さらにもう一つ。
「自己投資」と思っていたお金の使い方も、
実は“消費”ばかりだったことに気づきました。
そこから、ボクは大きく3つの習慣を変えました。
この3つは、どんなに苦手意識があっても、
再現性高く、じわじわ効いてくるものです。
もし今、
「数字が苦手」
「お金のことを考えると不安になる」
そんな気持ちを持っている方がいたら、
きっと役に立てると思います。
習慣①「数字を見る=感情を見る」と捉える
ボクが最初にしたのは、数字を見ることではなく、
数字の“裏にある感情”に目を向けることでした。
たとえば、
売上が少なかった → 「自信が持てずに動けなかった」
経費が増えた → 「不安を紛らわせたくて使った」
貯金できなかった → 「未来より今の焦りを優先した」
数字だけを見るとただの結果ですが、
そこにある「感情」に目を向けることで、改善のヒントが見えてきます。
数字は、ボクたちの感情の鏡です。
だから、まずはその鏡を、
怖がらずにのぞいてみることが第一歩でした。
習慣②「支出ごとに“未来のリターン”を書く」
ボクは、お金を使うときに、
必ず「これは未来にどうつながるのか?」を言語化するようにしました。
たとえば、
Zoomの有料プラン(月2,000円) → セッションが増えて売上が上がる可能性
美容室代(15,000円) → 自信が持てて動画撮影に挑戦できる
こうやって、“お金の出口”に明確なリターンを書き添えるだけで、
ムダ遣いは減っていきました。
「本当に投資なのか?ただの気休めなのか?」を、
冷静に見極められるようになったんです。
習慣③「通帳を見る時間=自己肯定の時間にする」
これは少しスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、
ボクにとってはとても効果がありました。
毎朝、通帳を見ながら、こんなふうに声をかけるんです。
「ボクが誰かのために提供できた価値の結果が出てる。」
これはアファメーションに近いかもしれません。
お金は、自己価値の証明だと思います。
だから通帳を見るたびに、
ボクは「今の自分を肯定する」習慣をつけました。
そうすることで、自然と自己評価が安定して、
売上も、貯金も、少しずつ落ち着いてきたのです。
お金の悩みって、
つい「売上を上げなきゃ」とか「経費を削らなきゃ」と考えてしまいます。
でも本質は、
自分の価値を安定して信じられるかどうかなんです。
もし、今のあなたが
・売上に波がある
・お金の不安が尽きない
・頑張っても数字がついてこない
そんな悩みを抱えていたら、
「自分の価値は、一定でいい」と思ってみてください。
ボクは、そこからすべてが変わりました。
今、もし過去のボクと同じように、
お金に不安を感じている女性経営者の方がいたら
こう伝えたいです。
あなたの価値は、ずっと前から、ちゃんとある。
それに気づき、数字という鏡を見つめ直すだけで、
お金の流れは、驚くほど変わっていきます。
お金は冷たいものじゃない。
自己価値を信じることが、お金の管理にも繋がってくるとも考えています。
この記事が、誰かの「はじまり」になればうれしいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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