あれ…こんなに引かれてるの?
月末、いつものようにスマホで銀行口座の残高を確認したときだった。
「…少なくない?」
給料日はついこの前だったはずなのに、
思っていたより、ずっと残高が少ない。
「なんで?」
画面をスクロールして取引履歴を確認する。
✅ クレジットカード引き落とし:58,000円
✅ サブスク料金:4,980円
✅ スーパー:13,800円
✅ コスメ:8,200円
「まぁ…使った記憶はあるけど…」
でも、それにしても引かれすぎてる。
「おかしいな」と思っていた時、
ポストを見たら、白い封筒が目に入った。
「市役所」 と書かれた差出人名。
――嫌な予感がした。
え、税金…払ってなかった?
封を開けて中を見ると、
そこには 「督促状」 という文字があった。
「未納額:78,000円」
「支払期限:今月末」
「え? 78,000円?」
その瞬間、血の気が引いた。
「そんなの…聞いてない!」
でも、よく考えたら――
市役所からの「納付書」って、
確かに何度か届いていた。
「でも、まだ支払期限があるし…」
「来月の給料で払えばいいよね…」
そうやって「先延ばし」にしていた。
その結果――
「督促状」になった。
「これ…どうしよう…」
払えない。どうしよう・・・
銀行口座の残高は…
残り 32,000円。
今月のクレジットカードの引き落としがまだある。
家賃も、水道代も、スマホ代も。
78,000円なんて、
払えるわけがない。
「え、どうしよう…?」
手が震えた。
「でも…払わないと、どうなるの?」
「差し押さえ?」
「職場に連絡がいく?」
「家に取り立てが来る?」
一気に不安が押し寄せる。
これまで「お金が足りなくなったら、クレカでなんとかすればいい」と
気軽に考えていた自分を、思い切り責めたくなった。
「…誰かに相談する?」
いや、無理だ。
「税金を滞納してる」なんて、
恥ずかしくて言えない。
でも、このまま放っておくわけにはいかない。
督促状を受け取った、あの日の夜
その夜、布団に入っても眠れなかった。
頭の中で「督促状」の文字がグルグル回る。
「どうしよう…どうしよう…」
次の日、思い切って市役所に電話した。
「…あの、税金の件で相談したいのですが」
担当の女性は落ち着いた声で答えた。
「分割払いの相談もできますよ」
「え…?」
「このまま放置すると延滞料が増えてしまいますので、
できれば早めに相談に来てください」
「分割払いができる?」
思ったよりも、
相手は冷たくなかった。
そして…
「これ以上は、自分で管理しなきゃダメだ」
そう決意した瞬間だった。
お金の管理を決意した3つのきっかけ
「このままじゃダメだ」と思った理由は3つある。
① 「見て見ぬふりをしていたツケがきた」
お金が足りなくなっても、
「なんとかなる」と思っていた。
でも、実際には…
「なんとかなる」じゃ済まなかった。
税金は「使ったお金」じゃなくて「義務」。
クレカの支払いとは違って、
放置したら延滞料が膨らむ。
「ちゃんと把握しておかなきゃ」
そう思った。
② 「クレカを頼りすぎていた」
「足りなくなったらカードを使えばいい」
そう思っていた。
だけど、
「ポイントがつくからお得」
「分割で払えるから負担は軽くなる」
――そうやって言い訳しながら、
支出が膨らんでいた。
「今月いくら使ったか分からない」
「引き落とし金額を見て驚く」
その繰り返しが、
自分の首を絞めていた。
③ 「貯金ゼロの不安感」
78,000円が払えない。
たったそれだけで、
自分がこんなに追い詰められるとは思わなかった。
「税金を払えない」
「お金が足りない」
――その状況に直面して、
「私、やばいかも」
と心の底から焦った。
「もうこんな思いをしたくない」
そう思った時、
「お金の管理をちゃんとやろう」
と心に決めた。
お金の管理を始めて変わったこと
督促状を受け取った翌週、
私はお金の管理を始めた。
✅ 家計簿をつける
→ 何にいくら使ったかを「見える化」する
✅ クレカ使用を制限
→ 使ったら即、アプリで管理する
✅ 固定費を減らす
→ サブスク解約、スマホプラン見直し
✅ 貯金用口座を作る
→ 収入の一部を自動で貯金
1ヶ月後――
クレジットカードの請求額は半分以下になっていた。
そして、毎月1万円ずつの「積立貯金」も始めた。
「これなら払える」
「これなら大丈夫」
――そう思えたとき、
心がスッと軽くなった。
督促状を受け取ったあの日が、ターニングポイントだった
「税金が払えない」
「どうしよう」
あの日、
私は本気で焦った。
でも――
だからこそ、
「お金の管理をしなきゃ」と思えた。
逃げなかったから、
今、私は前に進めている。
あなたも、督促状を受け取る前に始めよう
「お金の管理、苦手だから…」
「見て見ぬふりをしていたら、なんとかなるでしょ」
そう思っていたら、
ボクみたいに痛い目を見るかもしれない。
でも、今からなら間に合う。
大事なのは、
「お金の流れを見える化」 して、
「自分でコントロールする」 こと。
あなたは、まだ大丈夫。
今なら、間に合うから。