事業をやっていると行き詰まることが必ずあるのですが、その行き詰った時にリスクを取った思い切った行動に出れるかが大切なのです。

 まず、行き詰った時と言うのは色々パターンがあって、不運が重なって取引先が倒産してしまったり等の間接的要因の場合と、自分のミスが重なって取引先を失ってしまった等の直接的要因の場合があります。

 自分のミスが重なって等の直接的要因の場合は、ミスの原因を追究して再発防止をするというのはもちろんなんですが、それはこれ以上損失を拡大させないための防御的なものなので、損失を取り返す取引先の新規開拓も同時にやらないとじり貧になっていくので、この新規開拓の際にリスクを取ってでも思い切った策に出れるかです。

 また、不運が重なって取引先が倒産してしまった等の間接的要因の場合は再発防止の防御的措置は不要ですが、この場合も新規開拓は必要なのでリスクを取って思い切った策に出れるかどうかではポイントは同じです。

 では、具体的にリスクを取ってというのは、どういうことかと言いますと、新たな営業販売戦略に起爆剤となる人材を採用、営業販売ツール・広告等の投資をするなどの、経費をかけたやり方、あるいは新規事業や新商材・新商品を開発導入するといった経費もノウハウも新たに駆使してやるというのは、かけた経費を回収できるかのコストパフォーマンスの面と新たなノウハウを駆使したチャレンジが効果があるかがリスクがあるということになります。

 言い換えて見れば、ノーリスクで損失を取り戻すことはできないということになるので、リスクの大小はありますが、リスクが大きければリターンも大きいとは言い切れないので、リスクとリターンを正しく分析することは慎重にやるのですが、その分析の結果、リスクをできるだけ小さくした場合のリターンを考えた結果、損失を補えないときは、リスクをもう少し高くしてでも損失を補えるだけの策を思いついた時に、その策を実行する決断ができるかです。

 この決断ができるかどうかが、危機を脱して再浮上できるかどうかにかかっているので、ピンチの時の思い切った行動が自分の身を助けることになるのです。