今、政府が導入を検討しているライドシェアですが、ライドシェアの導入によってタクシー業界を保護していくにはという問題があるようです、。
一般的にタクシーは許認可事業で国土交通大臣の許可が必要となり、この許可申請に関する手続きを行政書士が代行することができるというもので、行政書士とも関わり合いの有る業界ですので、この議論を考えた場合、タクシーとライドシェアの競合になっても、タクシーの利用者さんが減らないように、タクシーの魅力やメリット、利用者さんとドライバーさんとのコミュニケーションでライドシェアにはない差別化をどう図っていくかが重要なのではないかと考えますが、やはり新しいサービスや事業を国が認めていく過程では、既存の事業の保護の観点が複雑に絡み合い、導入する時にしっかり諸外国の例を分析し、奥の深い議論をして良い制度設計を構築していくことが望まれます。