【2026年提出】2025年分(令和7年分)の青色申告:控除は最大65万円?55万・10万の違い

Disclosure:この記事は一般情報です。個別の判断は税務署(または税理士)に確認してください。
Last verified:2026-01-27

この記事は「2025年1月1日〜12月31日の分(2025年分/令和7年分)」を、2026年に提出する人向けです。
受付(提出)期間は、2026-02-16(月)〜2026-03-16(月)です。

結論から言います。
青色申告は、条件を満たすと「所得(もうけ)」から最大65万円を差し引けます。
ただし、65万円・55万円・10万円で「やること(条件)」が違います。

国税庁(青色申告特別控除 No.2072): https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2072.htm
国税庁(青色申告承認申請手続 A1-8): https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
国税庁(確定申告会場・期間のお知らせ): https://www.nta.go.jp/information/other/data/r07/kakushin_kaijo/index.htm
国税庁(令和7年分 確定申告の手引き:納期限 令和8年3月16日): https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2025/pdf/060.pdf

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まず最重要:青色申告は「申請が間に合っている人」だけ
青色申告をするには、事前に「青色申告承認申請書」を税務署へ出して、承認を受けている必要があります。

提出期限は次のどちらかです(ここが1番の落とし穴です)。
・基本:その年の3月15日まで
・ただし、その年の1月16日以後に新しく事業を開始した人は「開始日から2か月以内」

つまり、「2025年分(令和7年分)を青色で出したい」のに、申請書を期限までに出していない場合、2025年分は青色にできない可能性があります(白色での申告になります)。
ただし、今からでも“次の年分”に向けて申請しておく価値はあります。

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65万円・55万円・10万円の違い(数字で一発整理)
青色申告特別控除は大きく3段階です。

【最大65万円】
55万円の条件を満たしたうえで、さらに次のどちらかが必要です。
・e-Taxで、申告期限までに送信している
または
・仕訳帳・総勘定元帳を、一定のルールで電子帳簿保存している

【最大55万円】
・複式簿記で記帳(きちんとした帳簿)
・期限内申告(期限までに提出)
・貸借対照表・損益計算書などを付けて提出
…などの要件があります。

【10万円】
簡易な帳簿でも対象になる場合があります。

※注意:現金主義の特例を使っている場合、55万円・65万円が使えず、10万円になることがあります。

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「65万円控除」って、実際いくら得するの?
これは“税額控除”ではなく“所得控除”です。
ざっくり言うと、あなたの税率が高いほど得になります。

目安の考え方(超かんたん)
節税の目安 ≒ 65万円 ×(あなたの所得税率)
たとえば所得税率が10%の人なら、所得税だけで約6.5万円ぶん軽くなるイメージです(実際は復興特別所得税なども絡みます)。
※住民税も状況により影響します。最終的には作成コーナーの自動計算で確認するのが確実です。

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65万円を狙うなら「e-Taxで期限内送信」が一番分かりやすい
65万円の条件の一つは「期限までにe-Taxで提出(送信)」です。

ここで大事な注意があります。
税務署の会場のパソコンからは、青色申告決算書のデータをe-Tax送信できないため、65万円を狙う人は“自宅などから送信”が必要です。

国税庁(作成コーナー よくある質問:65万円要件): https://www.keisan.nta.go.jp/r7yokuaru/cat2/cat26/cat267/cid548.html

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スマホでやる手順(やることだけ)
Step 1:書類を机に集める
・収入の資料(売上、入金記録など)
・経費の資料(領収書、明細)
・(会社員で副業なら)源泉徴収票
・マイナンバーカード+暗証番号

Step 2:作成コーナーで「2025年分(令和7年分)」を選ぶ
確定申告書等作成コーナー(スマホ): https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top

Step 3:青色の画面に沿って入力し、期限内にe-Tax送信する
送信完了画面はスクリーンショットで保存します(送った証拠)。

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よくある失敗(ここだけ避けて)
・「青色申告承認申請書」を出していないのに、今年から65万円控除が取れると思っていた
・65万円を狙っているのに、紙で提出してしまった(e-Tax要件を満たさない)
・期限ギリギリで、送信や書類準備が間に合わない(2026-03-16が期限)

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令和7年分 確定申告特集(国税庁)
スマホとマイナンバーカードでe-Tax(国税庁)
令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ(受付期間 2026-02-16〜2026-03-16)
所得税の確定申告(国税庁)
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