署名用電子証明書が「失効しています」と出たときの完全復旧ガイド
住所変更・氏名変更・暗証番号ロックまで、e-Taxが止まる“詰み”を最短で直す
※本記事は2026年1月時点の公開情報をもとに整理しています。自治体により受付窓口・手数料・予約制などが異なるため、最終的にはお住まいの市区町村案内に従ってください。
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Quick Answer(結論)
・住所変更(転居)や氏名変更などで、署名用電子証明書は失効します(利用者証明用は失効しない)。再度必要なら、転居先(住民票のある)市区町村の窓口で“再発行”します。
・「有効期限はまだ残っているのに失効」と出るのは、住所変更などで住民票の基本4情報が修正されたケースが典型です。
・暗証番号ロックや失念でも詰みます。窓口で再設定、または条件を満たせばスマホ+コンビニ端末で初期化・再設定が可能です。
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まず整理:あなたが今“何をしようとして詰んだか”
このエラーが出る場面で多いのは次の2つです。
A:e-Tax(確定申告)/電子契約/各種オンライン申請
→ 多くの場合「署名用電子証明書」が必要(ここが失効すると止まる)
B:マイナポータルのログイン/コンビニ交付など
→ 主に「利用者証明用電子証明書」を使う(署名用が失効でも、こちらは生きていることがある)
ポイント:住所変更で失効するのは“署名用”が中心で、利用者証明用は失効しない、と案内されています。
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2) 「期限切れ」なのか「失効」なのかを切り分ける(ここが専門性)
同じ“使えない”でも原因が違うと、復旧方法が変わります。
ケース1:有効期間満了(いわゆる期限切れ)
・電子証明書の有効期間は「発行の日から5回目の誕生日まで」
・更新は満了の3か月前から可能
ケース2:失効(有効期限が残っていても突然無効)
次のケースで失効する、と明記されています。
・失効申請をした
・住民票の基本4情報(氏名・生年月日・性別・住所)が修正された
・有効期間満了、死亡 など
引っ越し後に一番多いのはこれ
「転居で住所が変わった → 署名用が失効 → e-Taxが止まる」
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3) 最短復旧ルート(窓口で一発で終わらせる)
結論:署名用が必要なら、住民票のある市区町村窓口で“発行申請”が最短です。
窓口で言う一言(これだけで通じる)
「住所変更で署名用電子証明書が失効しました。署名用電子証明書の再発行(発行申請)をお願いします。」
根拠:転居で失効し、再度必要なら転居先の市区町村窓口で発行申請、と案内されています。
当日持っていくもの(最低限)
・マイナンバーカード(これがないと基本進まない)
・暗証番号(署名用:6〜16桁/利用者証明用:4桁)
・本人確認書類(自治体で求められる場合あり)
超重要注意(地味に多い詰み)
カードを持参できないと「紛失扱い」となり、再発行手数料が発生する例があります(例:カード800円+電子証明書200円=1,000円)。
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4) 手数料の目安(“その場で払う”前提で準備)
手数料は自治体で違いますが、目安として以下の案内例があります。
・電子証明書:1件200円(初回無料の扱いがある自治体例もあり)
・カード再発行+電子証明書再発行:合計1,000円(紛失扱い等の例)
※あなたの自治体がいくらかは、窓口案内に従ってください(JPKI公式も“手数料は市区町村窓口へ”としています)。
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5) 暗証番号が原因で詰んだ場合(ロック・失念の最短復旧)
署名用電子証明書は「暗証番号」が正しくないと使えません。
しかもロックします。
復旧ルートは2つだけ
ルートA:市区町村窓口で再設定
・住民票のある市町村窓口で再設定できると案内されています。
ルートB:スマホ+コンビニ端末で初期化・再設定(条件あり)
・ロックされた場合、スマホアプリ+コンビニのキオスク端末で初期化できる
・流れは「スマホで事前予約 → 24時間以内にコンビニ端末で手続き」
この方法が向いている人
・平日に役所へ行けない
・今夜中に復旧したい(端末対応時間などは案内を確認)
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6) “二度手間”を防ぐチェックリスト(窓口で一回で完結させる)
これを揃えると、再訪問が激減します。
・マイナンバーカード本体を必ず持参(持参できないと紛失扱いで費用・日数が増える例あり)
・署名用の暗証番号(6〜16桁)を準備
・分からないなら無理に入力しない(ロックを避ける)
・e-Tax等が目的なら「署名用の再発行」まで必ず依頼(“利用者証明用だけ”だと再び詰む)
・住所変更直後にエラーが出た人は「基本4情報修正による失効」を前提に動く
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FAQ(検索されるやつだけ)
Q1. 電子証明書の有効期限は残っているのに、失効って出るのはなぜ?
A. 有効期間満了以外にも、転居等で住民票の基本4情報が修正されると失効する、と公式FAQで案内されています。窓口で発行申請が必要です。
Q2. 引っ越し後、署名用だけ再発行すればいい?
A. 住所変更で「署名用は失効、利用者証明用は失効しない」と案内されています。e-Tax等で詰んでいるなら署名用の発行申請が核心です。
Q3. 暗証番号を忘れた/ロックした。今日中にどうにかしたい。
A. 窓口で再設定、またはスマホ+コンビニ端末で初期化・再設定できる案内があります(事前予約→24時間以内に実施など条件あり)。
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次回(同シリーズで“さらにマイナー”に攻める)
・暗証番号ロック解除の完全版(3回/5回ロック、コンビニ初期化できない時の分岐)
・e-Taxで出るエラーメッセージ別チェック(失効/期限切れ/PIN違いの見分け)
・引っ越し後にマイナポータルだけ通らない(利用者証明用の罠)