「ジュブナイル」という映画。20~30歳くらいの方なら知っている人も多いのではないでしょうか。

 

今では大物監督になっている山崎貴さんのデビュー作です。(最近では「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」を手掛けていますね)

 

確か、母親の実家に帰省しているときに見に行った記憶があります。そこがほんとにド田舎で、「ジュブナイル」「作中の町と自分の中で重なるのです。

ということで思い出補正というのもあるのですが、私はこの映画が今も好きで、たまに見返したりしています。

一言で言っちゃえば、一番良かったころの夏を思い出すことのできる作品です。

 

その中にテトラというロボットが出てくるのですが、これが欲しくて欲しくてたまらなかった。(なにやらフィギュアが再版されるといううわさがあるので心待ちにしていますが。)

 

そのテトラの声が林原めぐみさんなんですよねぇ。今では林原さんのファンですが、当時は声優さんには詳しくなかったので、まったく知りませんでした。

実際に作中で女性研究員として出演もされています。

 

映画「ジュブナイル(2000年)」より

 

林原さんが出てくるカットはここだけです。

このカットは、かわいいロボット(テトラ)に工場の資材を全部上げたあげたのを夢だと思ってうれしそうに語った男性研究員と、それが本当だと分かった時に顔を見合わせるシーンです。

このカットが難しかったそうで、何回も取り直したらしい。微妙な表情が難しかったんでしょうねぇ。でも演技も上手いなぁ。

当たり前ですが、ドラマや映画に出演されるのは少ないのでレアな作品ですね。

 

ジュブナイルはところどころに仕掛けというか、遊び心があっていいんですよね。

 

これを見るとまた頑張れる。