眠っています。

ついさっきまで起きて一緒にDVDを観ていましたが、やはり体調がかなり優れずに寝室で休んでいます。

熱も一向に下がる気配もなく…。
病院に一緒に行くように促しましたが、病院嫌いな彼が行くはずもなく…。

『嫌だ!!

断られてしまいました。惨敗です。

何もしてあげられない自分に無力さを感じます。
自分にとって小さい事だと思っていても、相手にとっては大きな事だったりする。

だから僕は流したりはしません。

Rukiaにとって大きな事。それは過去に受けた虐待の数々。

今も大きな傷となってRukiaを苦しめている。

暴力を受ける事への異常なまでの恐怖心…。

払いのける事はあってもそれは防衛規制であって、僕は人を叩こうとは思いません。

彼女を苦しめてきた過去の忌ま忌ましい人物達を許すことなど、到底無理です。

先日、僕が学生時代に一番仲の良かった親友と呼べる人が亡くなりました。

死因は自殺。

小学、中学、高校とずっと一緒でした。

だから昨日、通夜に向かう道中はまだ半信半疑でした。


『何でだ?病気か?事故か?』

動揺していたため、真に送迎してもらうことにしました。

葬儀場で棺に入った親友の顔を見た瞬間にやっと実感が湧きました。

涙が止まりません。鼻水も止まりません。

だけど悲しみよりも込み上げるやり場のない怒りが強いのです。

お経をあげてくれた住職さんが、『それではお一人ずつ花を棺の中に供えてください』

悲しみの中、順番に一人ずつ渡された花を顔の周りに置いていきました。

親友のお父さんは泣き崩れてしまっていました。
おばあさんは『お願いだから目を開けて』と連呼。

親戚の方も悲しんでいます。

いよいよ僕の番になった時、どうしても怒りがおさまらず、『こんな再開の仕方ってねえだろ!!』と叫んでしまいました。

一瞬空気が変わりました。

その後、住職さんのお経も唱え終わり、会食のセッティングが始まったので、僕は家族の人に挨拶をして帰る事にしました。

その時、奥さんから『仲の良かった方ですよね?旦那からよく聞いていました。さっきあれだけ言って貰えて、嬉しかったです。地元にもこんなに想ってくれてる友達がいるのに、死んでしまうなんて。』

僕は空気を壊してしまったとばかり思っていたので驚きでした。

帰りの車中で、真は『それでいいと思う。間違ってねえさ。家族を残して死んでしまうなんざ、許せないことだ。残された人のことを何一つ考えちゃいねえ。自殺なんてしちゃいけねえし、怒って当然だと俺は思う。人生を全うして死んだ人とは訳が違うしな。』


一気に気が楽になりました。


やっぱり真についてきてもらって正解でした。


自殺・・・これは最終手段なんてものではなくやってはいけないこと。

忘れてはいけないことですね。