ひいていた風邪も、鼻水を残すところとなりましたが、1週間は長いだろう
(;´Д`)
数日前、給食のうずらの卵で窒息して亡くなってしまった児童の事故から1年、というニュースを見ていて、福岡県のみやま市ってあったっけ?
と思ったら、統合されていたんですね。
瀬高町には仕事関係で知り合った友人が数人居て、いつの間に市になっていたのかと、ビックリしました。
そのうずらの卵で思い出したこと。
数年前、コロナ渦前だったのですが、JR線に乗って1駅先に行こうとしていたんですね。昼間で、車内は座るスペースはいっぱい、立って居る人は肩が触れあうくらい、そこそこ混んでいたのですが、目の前には、3~4歳くらいの女の子とその母親、その横には会社員の(社員章がついていたからそうだと思う)女性2人組、立っているのは会社員風味の男性が殆どを占めていました。
1駅、約3分くらいの所要時間です。
私はちょうど親子連れの前あたりに立っていたのですが、電車が発車してすぐに、お母さんの様子とお子さんの様子がおかしい。
ん?
どした?
お母さん、子どもの口に指を突っ込んだ後、子どもの背中を叩く。
「すみません!飴を、飴を詰まらせて!!」
お母さん、大パニック。
とりあえず、緊急停止ボタンを押したとて、ですよ、その駅間には病院はありません。なんなら電車に走って貰った方が早いです。
ハイムリックをするお母さんの体を私が支える、
目の前の中年男性が、女の子を支える。
電車が揺れるので、まぁ、大変。
でも、あめ玉がなかなか出ない。
座席の下に、女の子の唾液とか落ちてしまっていますが、そんなことよりも出す方が先です。
「うゎ、きたなっ」
ええ。忘れませんとも。
目の前の女性会社員、あなたたちですよ。
酔っ払って嘔吐したわけじゃぁないんですから(小さい子なので、唾液だって少し床に落ちたくらい)、手伝いもせんのならば黙っておけや!(あら、お口が悪い(笑)
電車が駅に着いてすぐに外に出て、お母さんのショルダーバッグのひもがぶっちぎれてて、それを私が持つ。
中年男性が、思いっきりハイムリック法。
コロンコロン・・・
ああ、良かった、無事に女の子の口からあめ玉が転がりました。
「もう苦しくない?」
と聞いたら、涙目でコクンと頷いて、私も男性も一安心。
とはいえ、お母さんが背中を叩く前に女の子の口に手を突っ込んだりしていたので、駅員さんを呼んで
○喉に飴を詰まらせてハイムリックをしたので、座席の下が少し汚れたこと
○お母さんとお子さんを少し休ませてあげて欲しいこと
を伝えて、鞄を渡して、その場を後にしました。
駅員さんは素早く対応してくれて良かったです。
とってもお礼を言われましたが、うずらの卵のニュースを見てそんなことを思い出していました。
コロナ渦直後だったら、どうだったんだろう?
いや、それでも知らんふりは出来なかったな・・・
それとも世知辛い今の世では、男性が女児にハイムリックをしただけでなんか言われちゃうのか?(いや、そんなことはない、と、思いたい(;´Д`A ```
未だにあの2人の女性の、何故か蔑んだように母親を見る視線と、「きたなっ」を覚えています。
彼女たちが、親になった時に同じ事は決して言えないでしょう。
必死に助けを求めた親御さんの気持ちが分かる人になっていて欲しいと、切に願います。