ついこの間、高額医療制度に助けられた身としては、この手のニュースに敏感になるのは必至。

父は抗がん剤で、母は手術でお世話になっていて、もしこの制度がなければ、私は昨年窓口でいくら払うことになったんだろう?って思うとガクブルします。

 

2025年8月から

年収

非課税→900円↑

~約370万円→3000円↑

370万円~→8000円超え↑

770万円→20000円超え↑

1160万円→40000円近く↑

 

これが

2027年8月からは、年収区分がもっと細かくなって

 

非課税→36300円

~200万円→60,600円

200万円~→69,900円

260万円~→79,200円

370万円~→88,000円くらい

510万円~→113,400円くらい

770万円~→188,400円くらい

950万円~→220,500円くらい

 

※注:多数回該当の場合は据え置き(の討議をしているの?決定したの?)

 

…うん。保険が財政を圧迫しているのは分かるし、仕方ないよ?

これが私が大病もせず、ぴっちぴちの健康体であれば、「ああ、そうなの」くらいで済むのですが、人にはいろいろ事情があります。

 

世代分断をしたいわけではないけれど、

就職氷河期世代と呼ばれている世代は、子どもが手を離れた頃だが、親の介護なんかが来る世代。

おまけに自身が病気になってしまったら・・・

氷河期世代の一番上は、既に50代前半。体に不調が来てもおかしくない年代です。

 

人の死生観はそれぞれだと思う。

でも、私は昨年、子宮体がんになった時に「うん、これで死んでも悔いはない」とは思いませんでしたよ?せめてあと20年は生きたいと思います。

これから再発の恐れもあるし、違う病気になるかもしれない。

ダンナだって氷河期がっつりの世代だけれど、病気にだってなるかもしれないし。

そのためのセーフティネットである高額医療制度(財源が厳しいのは承知)

 

私はすでにがんに罹患しているので、民間の保険契約はできません(5年経ったらできるかもだけど)

ダンナが健康なうちに、今入ってる保険の1つに特約をつけておこうと話し合いました。

私も女性疾病特約を付けておけばよかった(´;ω;`)

2人で年間、25万円くらい保険でかかっています。

でも、私の入院手術費はほぼ賄えたので、よかった。

 

ある意味、これからの日本、「自分のことはある程度自分でやってね」な時代になって行くのだろうなぁ。

 

そもそも論なんだけど、今の少子化って、団塊ジュニアの報われなさが発端なんじゃなかろうか。

就職活動をせず就職した私にはわからないのだけれど、100社に書類送って全滅、とか聞いたもの。「途中でキャリアアップ」したとて、ですよ、リーマンショックもあったしねぇ(遠い目)

 

ただ、全部を社会のせいにするのもそれは違うと思うから、ある程度の備えはしておかないといけないなぁ、ってしみじみと感じます。