そういえば、途切れ途切れにしか書いていなかったのですが、父と母の病気から介護事業所やソーシャルワーカーさんには大変お世話になりました。
○病院のソーシャルワーカーさん
こちらは患者や家族に対して使える福祉などを教えてくれます。私はがんセンターのFさん(父)、総合病院のHさん(母)というソーシャルワーカーさんに大変助けられました。
○事業所の決定
地域包括支援センターにまず行きます。これは福祉事業所内にあることも多く、私は実家近く、歩いて15分くらいの場所にデイサービスや特養を運営している施設があり、そこで申請をしました。
介護が必要かどうかは、病院とも連携するので病院の書類も必要です
○介護認定
これは市役所(区役所)から人が来て、実際に要介護者と顔を合わせます(コロナ渦前)そこで介護の等級が決まるのですが、父は末期のがんだったので要介護3が下りています。
○事業所(ケアマネージャーさん)
事業所を決める時に、少し後悔しているのは口出しをしなかったこと。
父は別に寝たきりではありませんでしたし、母も判断出来たので、最初の申請は母と行いましたが、最終的な決定は「近くにあるから」という理由で、ある事業所に決まりました。
ケアマネさんは一度決めると変えるのは難しい、というかしづらいです。
例えば介護用品のレンタルなどはここを通します。
父が使った介護制度
訪問看護(週1)、ヘルパーさん(週2※これは3週間ほどしか利用していない)、介護用ベッドのレンタル
母が使った介護制度
デイサービス(週2回)、訪問リハビリ(週2回)※要介護2の時
「父のこと」という記事内にも書いてありますが、母が入院したときの最初の対応がひどすぎて、そこの所長は最後まで信用できなかったです(担当のケアマネさんが不在な時、所長に代わりましょうか?と言われても、改めて電話をしていたくらい。゚(゚´Д`゚)゚。v
担当のケアマネさんは、途中から対応が良くなりました。
(母が施設に移るまでの2019年から2022年までの3年近くは担当して頂きました)
※これは、母の入院している病と父の病院のソーシャルワーカーさんが代わる代わる連絡してくれたからだ、と今でも思っている(^^;)
どちらにしてもある程度の福祉の知識を持って話さないと、「それでどうしろと?」のような対応をされる場合があります。
もちろんそうでない所もたくさんあると思いますが、ケアマネさんを決める際は慎重に調べてから、と強くお勧めしたいです(;´Д`)
資格は持っていらっしゃると思うのですが、個人情報がガンガン知られるので、ほんっと!慎重に(大事なことなので2度書く(笑)
○訪問看護(父)
父を担当してくれた看護師さんは、父とは相性が良かったと思います。
ただ、マンションに住んでいる方は、パーキングが近くにない場合は、マンション内の駐車場申請をしなくてはいけなくて、これがわりと面倒でした。
○ヘルパーさん(父)
これは介護者がいる場合は利用できません。
うちは父が要介護者、母が入院という事態だったので手配できましたが、父の状態などが事業所から伝わっておらず、あまり戦力にはならなかった&お料理が・・・(控えめにいって、ごめんなさいなのですが、どうしたらこれを作れるのか?と思った。野菜が生煮えの肉じゃがとか・・・)
手配するなら、掃除洗濯お買い物までが限界かなぁ。
ただこれは、事業所との連携不足も大きな要因だったと思います。
○デイサービス(母)
これは利用する前に面接があります。こちらも見たいですし、放送を流しながらマシンでリハビリ。
複数の施設を見に行きましたが、どこもマシンが置いてあって、プログラム通りにリハビリをします。もちろん職員さんはいますが、母の行っていた所は利用料金の他に飲み物代が取られました(確か1回300円)
もったいないので、水筒を母に持たせようかと思ったくらい(笑)
車で送迎してくださるのですが、運転が荒い方もいらしたみたいで、結構車に傷がついていました(怖い)
○ショートステイ(父)
母が2回目の入院の際に使いました。
そこの所長さんはとても感じの良い方で、父が亡くなったあと荷物を引き取りに行ったのですが、暖かい言葉をくださいました。
○訪問リハビリ(母)
これは種類があります。母は構音障害があったので、「言語聴覚士(ST)」さんがいる所を探しました。週に1度STさん、もう1日は運動療法士さんに来て貰っていました。
このリハビリの事業所はバイクで移動だったので、マンションの大家さんに言って、バイクは停めさせてもらっていました。
数々、お世話になってきたのですが、結局は相性がかなりあります。人と人ですから、そらな、合う合わない、はあると思います。私も父が亡くなった時、ケアマネさんを変えようかなぁ、とも思ったのですが、タイミングを逸し(コロナ渦ど真ん中)結局は変えられなかったです。
人に対してそれほど気難しくない、mgr家ですら、いろいろと思うところはありましたが、福祉のお仕事が大変なのは理解しています。
母はそれに加えて介護施設にもお世話になっているのですが、それは別の記事で書こうと思います。
介護サービスはかなり申請が煩雑ですが、それを手配してくれるのがケアマネさん。
けれども、こちらも任せきりにせず、どこまで介護保険が使えるのか、などの勉強は必要だと思いました。
介護認定基準の調査は今はかなり厳しくなっているようで、父の時も末期がんとはいえ認定時にはまだお散歩が出来たくらいだったので、役所の人も首を傾げていたとか。とはいえ、病気は病院から出される書類があるので、要介護3が下りたのだと思います。