2/2に父を送り、お骨は実家に置いて来ました。やはり長く住んだ場所ですから、本来は自宅でも良かったのですが、手狭な2DK。

母はY総合病院でAリハビリ病院の空き待ちを再度することになりました。私はウルトラ繁忙期を迎えていて、あまり病院に顔を出せなかったですが、母とはメールでやりとりをしていました。むしろ、私の体調を気遣って、「メールが出来るからいいわよ」と言われましたが、洗濯物は待ってくれない(Y総合病院はレンタル下着がない、パジャマはある)

 

父が亡くなる1ヶ月半くらい前に、お墓をどうしようか?の話になっていたのですが、それは2カ所に絞りました。お墓参りのことを考えると実家近くがいいに決まっていますしね。

もちろん、まだ見には行けていなかったのですが、1箇所は父が言っていた樹木葬のお寺様だったのですが、空きがない。もう1カ所は場所がいまいち把握できないけれど住所からしたらそんなに遠くはないだろう、の所。

この時期はGoogleでお墓を調べまくっていたせいか、広告がお墓ばかりでした。

(;゚ロ゚)

 

お骨を実家に置いてあるのは良いが、予定では2月中旬から4月頃まで入院した母が退院したあとどこに戻るの?

夜中に湧き上がった疑問。実家は3Fですし、何より介助がないと外出は出来ないだろう母が1人で暮らすのはありえない。

そして今の借家はちょうど2月下旬で契約更新。

 

「引っ越ししないと!!!!」

 

さぁ、そこから私とダンナの怒濤の2月が始まります。

 

まずは不動産屋です。2月の中旬にウルトラ繁忙期が終わったので、すぐに赴きました。出した条件は、今の所と同じ町内、エレベーターがある、3DK以上、都市ガス、洗濯機は室内、これくらいだったでしょうか。

その時住んでいた部屋は結婚した時に引っ越した家なので、10年以上住んでいました。近くに大家さんも住んでいらして、心地よかったのですが、なんせ母を迎えるのには狭いのと、上がりがまちが高く、とてもではないけれど無理。

事前に不動産屋さんに条件を伝え予約→不動産屋に行く→3件候補を絞って即内見。

1件目→同じ町内だが、プロパンガス(ここはバリアフリーで眺望も良かったのだが、プロパンはガス代が・・・(;´Д`)

2件目→同じ町内だが、なぜか入り口のところに意味不明の大穴があって、怖い。

どちらも5F建ての5Fでエレベーターがあったものの、入り口って大事ですよね。

 

そして3件目。

これが予算を3万円ほどオーバーしている物件だったのですが、5F建ての5F、エレベーターあり、大家さんは同じマンション住まい(これは同じマンションに大家さんが住んでいるとめちゃくちゃ綺麗に使われるというのを不動産関係の友人に聞いていた)

2SLDKという間取りでしたが、実際は3LDKのようなもので、母の部屋にぴったりな和室もあり、なおかつ「バリアフリー」

左半身に少し不自由が残っている母にはぴったり。

はい、即決しました。頑張って稼ぎましょう(笑)

 

2月の中旬に即決して、引っ越し屋さんを手配、母にも間取りを見せて「いいわね」と言って貰い、食費を少し入れてくれることになりました、有り難い。

引っ越しは3月の確か3日。

その前ダンナはまさかの研修で茨城へ(涙)片付けと箱詰めで軽く泣きそうに、いや、泣いていた。

そうこうしていても父の49日の話はやってきますし、49日は実家で執り行う手配をし、お仏壇やお位牌を手配し、

・・・頑張った自分を褒めたい(笑)

 

母は2月の中旬にリハビリ病院に無事に転院しました。

父が危篤の時に外出届に難色を示した担当医とは変わって、違う医師が担当でした。

この頃「あれ?コロナって意外にまずいウイルスなのでは?」と言われ始めていた頃です。一番敏感な病院関係は、面会制限が始まった頃でした。

 

面会制限で会えないし、母とはメールのやりとりで病院内のことを教えてもらっていました。

 

さて、新居ですが、クーラーが1台しかついていない、ので2台買わなくてはいけない、とか、照明器具とか、引っ越しと、ちょこまかした家電や、敷金だの礼金だの、100万円単位でお金が吹っ飛んで行きましたが、これも母のため。

父に「頼むな」と言われたからには、母のことは安心して頂かなくてはなりません。

 

一人っ子の宿命です。

 

3/2に研修から帰って来たダンナと最後の箱詰めを夜中までして、同じ町内でお引っ越し完了(徒歩ですら15分くらい(笑)

それまで住んでいた家は、ちょっと騒音に悩まされることもあって、引っ越し先の家族構成などを聞きたかったのですが、イマドキは教えてくれません。洗濯物で、両隣に幼子がいないこと、真下の階も、大人世代だろうと判断しました。

※ちなみに真下の階は、なんと知り合いでした(笑)

 

もうね、よーれよれの、くーたくた、でした。

今でも

「あの時、よく、引っ越せたよね」

と話題にのぼるくらいです。

 

1/30に父が亡くなり、2/2と3でお通夜と告別式をし、2月の2週目に引っ越し先を1日で決め、2週間で引っ越し準備と引っ越し完了。

うん、やっぱり今考えても、5年前の私は若かったんだなぁと思います。

 

3月に新居で母のお部屋を調え、父の49日がやってくるのです。