観客席を見回すといつの間にか、ギャラリーフェイクで観客をコピーした人形が多数紛れている。
ギャラリーフェイクを発動したことで、姿をくらますのに使ったコンバートハンズは解除したとヒソカは考えクロロを探すが、解除前に変装しているのか見つからない。
ヒソカは空中でそれらを迎撃するが、その隙を突いて背後から変装したクロロが迫る。ヒソカは攻撃に即座に反応し防御の構えをとるが、空中で強引に姿勢を変えて攻撃を修正したクロロの一撃を受けて地面に叩きつけられてしまう。
そこに、一斉に飛び掛かる人形たち。再び迎撃するが、ダメージを受けても止まらない大量の人形に手間取る。その隙を狙い人形に紛れてヒットアンドアウェイで攻撃を加えるクロロ。そしてヒソカは更に人形が密集する場所へ追い込まれてしまう。
クロロは現在オーダースタンプで人形を操作しているため、両手を使用するギャラリーフェイクで新たな人形は増やせないと考えたヒソカは地道に人形を減らすことに。だが、斬撃系の武器も能力も持たないヒソカは、トランプで斬りつけてから首を捻じ切るという手間をかけねばならず、より多勢に無勢となり、そこを狙って再びのクロロの攻撃。そして尚も襲いかかる人形を再び迎撃しながら退避しようと試みるヒソカだが、クロロにその動きは読まれており上空からの攻撃が迫る。が、それを読んでいたヒソカは左腕のバンジーガムで、先程切り離した人形の首を武器代わりにし、背後から攻撃するがそれを見抜いていたクロロは難なくかわしヒソカの顔面を勢いよく踏み潰す。
が、かわされることも読んでいたヒソカは、左足から発動したバンジーガムで何かを引き寄せてクロロに強烈な一撃を浴びせた所で次回へ。
多彩な能力を組み合わせ駆使し戦うクロロと、あくまで伸縮と反発、吸着というシンプルな特性のバンジーガムを応用して戦うヒソカという対照的な両者の戦い方。というより、盗賊の極意がチート過ぎるだろ。仮にパーフェクトプランとブラックボイス組み合わせたら、1対1ほぼ無敵。
どう考えても、常にクロロの戦術を思考して動く必要上後手に回るうえ、数の差もあり圧倒的にヒソカ不利なこの戦い。これから、この状況をいかにして覆すのか気になるところ。
それにしても、天空闘技場を場所に選んだことや、ヒソカに斬撃系の能力が無いのを利用し、首を切り離さないと止まらない多数の人形を作って操るためのギャラリーフェイクとオーダースタンプを用意してたりと周到なクロロの対ヒソカ対策。そりゃ、100%自分が勝つと言いもするだろうさ。でも、今週の戦い方はちょっとセコいです団長^_^;。
しかし、キメラアントが雑魚でも大抵一撃で人間の頭とか潰してた印象があるせいか、ヒソカが打撃で頭を潰せないのは意外だった。キルアとかなら簡単に切り落としそうな印象あるし。