流産のことについて書いています
生々しいお話もあります
自己責任でお読みください
⬇︎
相変わらず起きた瞬間から
気持ち悪さと
年末から1週間以上茶オリが続き
寝ると軽い腹痛が続いていた
1/7
推定8w3d
産婦人科でエコー検査(2回目)
仕事を休んでくれた夫と一緒に行った
名前を呼ばれて診察室に入って
私の顔を見るなり
医師の第一声が
生理きました?
その時は何も思わなかったけど
後から思うと
けっこう辛辣だなと思った
エコーで胎嚢の大きさを測る
8w3dなのに6w1d分しかなかった
やっぱり、、、
小さいんですね
そうですねー
卵黄嚢は見えるけど
赤ちゃんが見えないな、、、
いるとしたらこれかなぁ?
と、先生が
もやもやっとした細長い白いものを指す
でも、どう見ても8週どころか
6週の胎芽でも無かった
前回から11日経ってるけど
胎嚢は7日分しか成長してない
卵黄嚢が確認出来たけど
胎芽も心拍も確認出来なかった
稽留流産が確定した
手術はいつにしますか?
最短で今日入院
明日手術も出来ますが
いきなり明日手術とか言われても
気持ちが追いつかない
ちょっと夫と相談しますと答えた
この病院は、手術一択のみ
自然に出てくるのを待つ
という選択肢はなかった
出来るだけ早く手術しましょう!
という方針だった
先生も淡々と話すし
心構えは出来ていたので
私は終始冷静だった
それでも診察室を出て夫に会うと
泣きそうになったが、堪えて
手術の日を相談した
手術は少し待って
セカンドオピニオン受けよう
夫が言った
手術は明日でなく
来週の予定となった
夫は少し泣いていた
妊娠に関心無さそうだったから
意外だったけど
やっぱり悲しいのかな、と安堵した
産婦人科で待ってる間
娘がうるさく元気に走り回っていくので
止めるのが大変だったけど
私にはこの子がいる、と
かなり救われた
手術について説明があった
手術費用、入院する部屋
手術で執刀する先生、麻酔の種類
手術方法
色々質問しながら
入院の説明を終えた
車での帰り道
私が運転する車の後部座席で
夫が鼻歌を歌っていた
あの・・・
さっき流産確定したばっかりなんですけど・・・
歌を歌うとか頭おかしーの?
アホなん?
どこまで無神経なんだよ
さっきの涙は何!?
怒りと落胆が入り混じる
でも
今までもこんな感じだし
諦めることにした
でも歌がかなり不愉快だったので
止めるために
2人目、欲しかったな
と私が言うと
身体メンテナンスしなくちゃね
と言われて
私のメンテナンスが悪かった?
と咄嗟に思ったけど
口下手な夫なりに気遣った言葉
なんだろうなと都合よく考えて
そうだねと答えた
夫は仕事にいくため
駅で夫を車から下ろした
娘と2人になった途端
我慢していた涙が溢れた
家までの帰り道
泣きながら運転した
無事に産んであげたかったよ
ごめんね
こんな喧嘩ばっかりな夫婦だから嫌になっちゃったよね
ちゃんとお腹で育ててあげられなくてごめんね
しばらく車の中で泣いた
娘がぐっすり寝てくれてて助かった
それから実母と義母に報告した
妊娠したことすら言ってなかったので
びっくりしていたけど
実母も義母も優しかった
先週から流産の検索魔になった私
ついに今日、私と同じ状況でも
9週で心拍確認できた人を見つけて
少し希望を抱いた
1/10
推定8w6d
3回目のエコー予定だったが
診察券がなく
(夫が私の診察券を間違って持って行ってしまい)
それならば、と別の病院で
セカンドオピニオンを受けた
待ってる間、緊張と不安のせいか
倒れそうになったけど
ソファーに移動して
しばらく休んだら治った
セカンドオピニオンの結果
胎嚢は大きくなっていたが
胎芽は見えなかった
3日前にあった大きい卵黄嚢は
吸収されたらしく見えなかった
胎嚢の形は丸かったのに
潰れた形になっていた
(手術前日エコーはまた丸くなっていたので角度かな?)
こちらでも
稽留流産との診断だった
最後の希望の糸がプツンと
絶たれた瞬間だった
この病院は日帰りで手術出来るそうで
最短、明日出来るよと言ってくれた
自然に出てくるの待っても良いし
手術はお母さんの気持ち次第だから
もう1週間待ってみるとか
100%納得してからでいいよ
と言ってくれた
こちらの産院の方が
私の気持ちに寄り添ってくれてると感じたので
こちらで手術したいと思った
最初の産院は
初めての診察で稽留流産と書かれ
(6wなのに早いような?)
次の診察での第一声が
生理きました?で
(流産した?って聞こえた)
自然に任せることはせず流産手術一択
早く手術する方針で、、
評判の良い病院だけど
本当は不満を持っていたことに
セカンドオピニオンで気付いた
その日の夕方体調を崩した
36.9の微熱(相変わらず)
急性副鼻腔炎になり青鼻と悪臭がして
気持ち悪い、吐きそう
お腹がとにかく痛い
ついに進行流産かと思ったが
ただの下痢だった
(汚い話、ごめんなさい)
こんな時ワンオペ育児つらすぎる!!
と思いながらもなんとかやり終えた
1/11
推定9w0d
娘とイベントの撮影会に参加
茶オリが始まって2週間が経ち
ついに鮮血になった
進行流産が始まったと思ったら
悲しくて泣いた
土曜だけど夫は不在
夕方電話してみると
義実家の自営業の仕事を
手伝っていた
別に行くのは構わない
ただね
行く前に顔だけ出してく、とか
LINEで様子を伺う、とか
無いんだなと思ってしまい
会うと口論になった
稽留流産って
どういうことか分かってる?
よく分からない
稽留流産が何かすら知らない夫に
イライラしてしまった
この時の私には余裕が無かった
悲しくて悔しくて
つい言い過ぎてしまった
そんなに私に興味ない?
私と子供が今どういう状態で
どういう対処法があって
近くにどういう病院があって
どういうリスクがあって
経験者がどうだったとか
どれも 何も 気にならない?
と、落ち着いて言った(つもり)けど
調べればいいんでしょ!
今すぐに!
と逆ギレされた
病院もついてきてくれて
一見優しいけどさ
全部、私に判断委ねて
私ばっかり調べて悩んで
自分じゃ何もしないじゃない!
優しいフリしてズルイよ!
#(私)は色々調べて結論出してるし
自分で決めたら
俺の言うことなんて聞かないじゃん
俺は器の小さい人間だし?
と、嫌味で返してきた
更にイライラした
でも
器が小さいのは私も一緒で
なんだか私、言い過ぎたな
当たっちゃっただけだな
と思い直し、謝りケンカは終了した
よく考えたら
夫は病院に付いてきてくれた上に
泣いてくれて、大丈夫だよって
励ましてくれて
鼻歌歌ってたけど
もうそれで十分じゃないか
この夫に私は期待しすぎたし欲張りすぎた
言い過ぎたことを反省した
次の日
夫は娘の面倒をよく見てくれて
私は外出してリフレッシュできた
夫に感謝した
普段ワンオペなので
数時間もの激痛と大出血は
避けたいところ
なんとか手術の日まで
このまま持ちこたえて欲しいなと思った
稽留流産④へ続く