1年の節目、新しい年がまた始まる。
一人きりの年明けはこれで何回目だろうか。
一人きりの方がどれだけ楽か、とあの頃は思ったものだけれど、
それはそれで寂しいからこうして日記にしたためてるのでしょう。


クリスマスは好きだけど、お正月はどうも苦手だ。
親戚などの苦手な人に会って苦手な会話をしなければならない。


実家に帰れば良かった。とも思うし、帰らなくて良かった。とも思う矛盾。
私を否定し続けたあそこへ帰ってはいけないと、どこかの部分が躊躇い、辞める。



帰る場所は欲しい。でも帰ってはいけない。あの場所で家族に会いたくない。
保身なのか孤独主義なのかただの面倒くさがりなのかは、わかんない。全部かも。


社会人2年目になって転勤も経験して新しい上司も後輩もできたし、先輩もいろんな人と知り合った。
この1年私はいろんな人を振り回して裏切ってきた。


仮病も嘘も誤魔化しも、なんだって自分を守るために使った。
使わざるを得なかったとも言えるかもしれないけど、それは言い訳に過ぎないね。


それをあまり悪いとも思わず、意外と上手に使ってしまった私は、
もう真っ黒に染まってしまったのだろうか。
社会は汚いと心から思うようになって、私も随分とズルくなった。
もう何にも染まらない黒でいいや。なんて開きなおって。


いつか積もり積もった罪悪感につぶされる気がしてならない。


友達がリスカしたらしい。痛くないらしい。リスカする人もしない人も紙一重だ。
人間はみんな弱い。思っているよりずっと弱い。
だから誰でもいいから、人の声とか愛とか優しさが恋しいの。


なんていうぐちゃぐちゃした頭をを上手に仕舞って押しつぶせるのは
希望があるから。やりたいことがまだあるから。
たくさん諦めてきたけど、すべてを諦めた訳じゃないもの。
だから別になんでもないって顔して、始めていける。



今日は空が青い。