行き詰った時に必ずカフェでのんびりする。
窓際の一番端っこ。
カフェラテに舌鼓うちながら考えごとする。
でも、今日は暇だったから行ってみた。
本を一冊読んできた。
3部構成の本でした。
1話目は、亡くなった兄の代わりをする彼氏の話。
2話目は、女が不倫相手の子どもを預かる話。
3話目は、おじさんを拾ってくる話。
優しい音楽という本です。
この誰にも邪魔されない空間が落ち着く。
このカフェ、3階にあるから
見下ろせば道路が見える。
たくさんの人たちが行き交う街中。
いろんな人がいる。
高校生、主婦、おじいさん、バイトの人。
私からみんなは見えても
みんなから私は見えない。
なんか人間観察席にはぴったりだなーと思う。
私は周囲の人からどんな風に見られてるんだろ?
良いとこも悪いとこも自分が知らない部分は
どれだけあるんだろう。
自分じゃわからない自分らしさって人から見れば
ちゃんと見えるのかな。
客観的に見るようにしてるつもりだけど
実際どれだけ見えてるんだろう。
自分の中のルールで見てるから、
きっとズレもあると思う。
でも、今一生懸命に生きてるつもりだよ。
一度死んだも同然だから。
底辺を味わって、抜け出す苦しさに比べれば
キツイバイトなんて大したこと無いし、
人間関係も底辺で十分考えたから、
距離を測りかねることなく
居心地の良い距離がわかるようになった。
どういう位置に自分がいればいいかとか
やっと、自分がわかるようになってきた。
素のままの、気張らない自分で
いられるようになったから随分楽になった。
でもきっと・・・
また、これが崩れる日はくるんだろうな。
そしたらまた考え込むんだろな。
その時、誰か助けてくれる人はいるのかな。
いるといいな。