最低な夢を見た。
マラソンみたいな競争があって・・・
友達とかバイトの先輩も出場者で、
何故かスキー場のリフトも使う。

リフトに乗ってると
友達とか親とかが振り落とそうとする
必死でリフトにしがみついて。
手に全身の体重がかかってるだけあって
もう限界っていうときになんとか降りれた。


そこからはどれだけ早く走れるかが勝負
現在、2位
あと一人・・・あれは・・・同い年のバイトの子だ。
足速そうだったもんなぁ・・・とか考えながら
なんとか追いつこうって頑張るけど
もうゴールはすぐそこ。
あ、もうムリだなと思って
そう諦めかけた時、前のほうに
誰かが助けを求めてるのが見えてきた

え、何あれ?
と不思議に思ってると
あ、バイトの子が・・・
迷うことも無く手を差し伸べたのが見えた。


え、いいの?抜かしちゃうよ?
なんて考えが浮かんだ
あの子に任せれば大丈夫だし・・・
でも、いいのかな・・・
どんどん距離が縮まってとうとう横を通り過ぎる
しょうがないよね・・・
なんて自分を正当化して・・・
ゴールテープを切った...


結果はもちろん1位
賞状もらうんだけど、何かどうしても素直に喜べない
試合に勝って勝負に負けるとはこのことか

負けるにしかず
本来は1位だったあの子を差し置いて
困ってる人を見捨てて走り去った自分が嫌で
罪悪感にさいなまれて・・・

あ、自分ってこういう人間なんだって
思い知らされた気がして
虚しくなった・・・
結局自分が一番大切なんだ・・・