小さい時の夢を見た。


ブランコに鉄棒
大好きななわとびの夢
大得意だった。
キラキラ光が射して思いきり空を見て走って
あの頃は何でも出来ると思った。
空も飛べると思ってた。
欲しいものは全部あった。


起きたら
汚れたことを実感せずには居られない
重苦しい体、憎らしい顔、見たくもない
決して易しくない世の中を見てきて
いくつもの季節が過ぎてあたしはひとり
自分で出したこのゴミの中で埋もれて
もがいたらもっと散らかっていつの間にか汚れた

今のあたしがあの頃のあたしに会ったら何て言われるかな?

驚いて泣き出すかな
失望させるんだ

いろんなことに夢見てる少女を
失望させてしまうのか
哀しいことばっかりだ

こんな煮えきらない思いを一体いつまで持ってくの

その見つめる視線はどこを見たいの

気づけば溢れる疑問。どうしてここにいるの
大学辞めたい