2017/4/29

八百津に十日神楽(とおかぐら)という集落がある。その場所や地名からちょっと冒険心を掻き立てられる。

十日神楽へは、近隣のサイクリストのオアシスとなった感のある潮南の直売所の交差点まで八百津から登ってきて右折し、2kmほど行く。行き止まり集落だ。

昨年はロードバイクだったので十日神楽から先は断念してしまったが、今日はその先にある五月橋が目的の場所なのだ。

↓潮南山の直売所交差点にて。意外に目立たないが、好きな人は吸い寄せられる看板。今日の相棒はダートOKクロカンバイク。

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↓十日神楽から先は廃道に近い道が木曽川まで続いていた。

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↓丸山ダム湖が見えてきたら、木の間越しに見えてきた五月橋。二十数年ぶりだ。

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※五月橋とは : 木曽川を隔てた八百津町と瑞浪市を結ぶ唯一の橋。橋が懸かっている場所は深沢峡といって、かつてはちょっとした観光地だったとか。にも関わらず、橋の両岸はいずれもダートで、いかにも人を拒んでいるという趣がある。吊り橋の路面はグレーチング製で足元に湖面が透けて見えるという造り。

↓King of酷道の地位を不動のものとしているR418に到着。ゲートがあるのがR418、左の道は十日神楽からの道。

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五月橋はR418から更に数十m下にあるが、そこへ下る分岐が暫く見つからず焦った。なにしろ引き返すにしてもダートのヒルクライムだし、笠置方面もダート長いし、最短の八百津行きは一番楽だけど、あれが出るトンネルだし。分岐は地図上では立派な道に見えたが、結局五月橋へはシングルトラックを下るのが正解だった。久しぶり過ぎて完全に忘れていた。

↓橋への下りにはこんな所も(^^;

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↓ついに到着\(^^)/
注:高所恐怖症の方はこの先ご注意下さい。

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↓ヒエーッ

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↓走りながら下を見るとグレーチングが見えなくなって……
……宙に浮いたー\(^^)/
写真では表現できないけれど、想像して下さい。
嬉しくて2往復した。

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↓瑞浪側から見た深沢峡と五月橋

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↓シングルトラック(といってもほぼ押し担ぎ)を登り終えたところ

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瑞浪市の深沢から中仙道に向かうと細久手に出た。

↓細久手といえば、大黒屋

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大黒屋の前でしばし停車。hikoさんが言っていた話し好きの若女将から昔の話などを聞き、若かりし頃の細久手の思い出を綴った随筆をいただいた。帰ってから読んだらなかなか筆が達つ方だ。
hikoさんの言っていた若女将の謎が今日判った。……謎はそのままにしておこう。

大黒屋で時間を費やしたので、この辺り唯一のサイクリストのオアシスである小沢商店には立ち寄れず、マボちゃんのお友達マロちゃんには会えず。
あそこのテラス席で飲む缶コーヒーは格別なんだけどね。
……テラス席。(^^;

八百津経由で帰宅。

走行距離:57.9km