ITA(井上組み)32穴の組み方最終回(まとめ)

1. スポーク長計算はネット利用

考えれば計算式を出せそうだけど、間違ったときの損失を思えば、webに公開されていて評価の高い計算ツールを使うのもいい。私は「自転車探検!」さんHP内のスポーク長計算機を使わせてもらった。ここは有名みたいだし、他の記事も勉強になるのでオススメ。
※ハブとリムの計測はノギスやメジャーが必要。
※自転車探検!さんのHP/
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/

2. 最初の4本が重要なり♪

《図1》最初の4本フロントの例

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《写真1》リア:上に向かって進行方向。1~4を通したところ。

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文章力がないので、わからない場合は頑張って描いた図を見てもらった方がいいかな。

〈1本目〉
最初の1本をハブのどこに差し込むか。
ハブのロゴマークをリムのバルブ穴の真下にすると自己満足度が高いそうな。そのためにはハブの右側のスポーク1をロゴの真横の穴(図中緑色)から2穴前方の穴に内→外で通す。今回はロゴのないハブなのでグリスホールのキャップをロゴに見立てた。

〈2本目〉
1本目から回転と反対方向(反時計回り)に間に4穴空けて、外→内
1本目から数えて6穴目。

〈3本目〉
考えれば当然だけど左右の穴は重ならないようにずれている。
「ずれ角度=360°÷32(穴)÷2」
右の1と2に対し左の3と4はこの角度ずれていて、スポーク3は説明しにくいけど1から見て回転方向後方にその角度分ズラして内→外。

〈4本目〉
3本目から4穴空けて、外→内
以上の4本にはテープなどで目印を付けるのが、フラプラ流。付けないと全部差し終えてから判らなくなるよ(経験者語る)。

《写真2》このハブはロゴマークがないのでグリスホールがバルブ穴の真下に来るようにした。完成後覗いたらちゃんと見えた。

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3. 全スポーク挿入

これは説明の必要ないでしょう。内→外と外→内を交互に繰り返す。ジャラジャラするけど、最初に全部入れた方がいい。片側ずつやる方もいらっしゃるけど、今回スポークを半分入れ換えるはめになって、ものすごい入れにくいことが解った。

4. いよいよリムと合体

《図2》まずここから始める
BH:バルブホール
(VHとすべきでした(^^ゞ)
白色:手前側(進行方向右側)のスポークを挿入する穴。
黒色:反対側(進行方向左側)。
スポークの番号は図1などと共通
※この図ではその他のジャラジャラは省略しております。

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図は進行方向に対し右側から見た状態。目印を付けておいた最初のスポーク1と2を掴み、交差部では2がホイールの外側になるように交差させる。(外→内で通したスポークが必ず外側)
スポーク2をBHからみて反時計回りの隣りに入れ、ニップルを軽く回して抜けないように仮止め。一穴空けて1を挿入し、同様に仮止め。
スポークに目印を付けてあれば反対側は後でもいいけど、図のように4と3も仮止め。

ITAは進行方向に対し左右でリムにスポークを入れていく順が逆なので要注意。右側は反時計回り。左側は自分に面を向けたとき時計回り。(もしかしたらどちらでもいいかも知れません。確かめてません。)

1、2を入れたらつぎは反時計回りに1と2のそれぞれ隣りを同様に交差させ仮止め。これを全周やれば大分‘らしく’なるが、最後のほうはちょっとやりにくくなる。最初はリムを貫通するけど、終わり頃は先にニップルを入れておき、貫通させないままニップルに位置を合わせてニップルを回す感じ。
反対側も同様に時計回り。

《写真3》これで仮組完了。

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《写真4》テンションかける前に、こうなっているか確認(右側の例)。左側だと風車模様が逆向き。左側も同じに見えたらJIS組。

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5. 振れとりとセンター出しを地道に

仮組後、全てのニップルをスポークのねじ部分が隠れるくらいまで回す。
このあたりで一度センターゲージでセンターを診てみる。
ニップルを締めた方にリムが引っ張られてよって行く、緩めれば逆に行く。始めはスポークのテンションもさほど張ってないので、締めるだけで大体センターを出すといいのではないかと思う。

少しずつ全ニップルを同じように締めていき、時々センターと振れ具合をチェックし、ひどければほどほどに修正。
さらにテンションを上げていき、テンションメーターで測定。スポークによって変わると思うけど、今回のスポーク(DT competition 1.8/1.6mm)ならフロント80~90kgfくらいでいいのではと思う。リアはフリー側のテンションが高くなる。今回は140kgfくらい。反フリー側はフリー側の2/3くらいになるらしいが、よくわからない。今回は100kgf行ってなさそうだった。

あとは納得いくまで振れとり&振れとり♪
縦振れは両側を締めるか緩める。先に縦振れを修正した方がやり易いと思う。

あと、時々板か何かの上に乗せ両手でリムを掴みピキピキっていうくらい体重をかけ馴らしてやる。

最後に…リムテープを忘れずに。

おしまい♪

長文におつきあいいただきありがとうございました。m(__)m
まだ組んだこと無い方は是非チャレンジしてほしいです。