2015/11/23

勤労感謝の日
故 井上重則氏に捧ぐ

日本ではホイールのITA組みを井上組みと言うらしい。JIS組みに比べて強度が高いということをかなり前に井上さんが論文に書いた事が由来とか。JISにもそれなりの理由があるとは思うが、右左が無いから生産性は高いということは確か。あるいは安全面かもね。

井上さんとはちょっとした縁で、勤務先だった自転車研究所(統合される前は小牧あたりにあった)を見学させていただいたり、数回ツーリングにご一緒させていただいたりして、少しはお会いしたことがあるけど、最近になってホイール組んでみるまで、そんなすごい方とは知らなかった。大阪へ転勤したあとは寂しそうだったと噂で聞いた。

だから迷わず井上組みでいく。ハブ、カンパだし。

先ずは最初の1本。こだわる方はマークとバルブ穴が一致するようにとの事だが、今回のハブはマークがないから、グリスホールらしいところの前に、右フランジの内から外。イタリア人のデザインは本当にすごいけど、こういうことにはあまりこだわらないと思うわ♪
2本目は1本目から後ろ向きに間に穴4個空けて外から内。いわゆる6本取り。

次に左側フランジ。右より1つ後ろにずらして同様に。私的にはこれでほとんど完成。以前に苦労した経験から、この最初の4本にはテープで目印を付けるのがミソ。
↓写真では進行方向が下(緑矢印)になるから左右逆だけどこんな感じ。

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↓目印を付けた。

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↓あとは内から外、外から内を繰り返すとこんな感じ。じゃらじゃら♪

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↓最初に差し込んだ2本目のスポークを空気穴の隣に入れ、ニップルで仮止め。目印を付けたもう一本(1本目)を空気穴から遠ざかる方に一穴飛ばして仮止め。この時の注意点は、(1)交差するところでは内から外のスポークが下になることと、(2)リムの穴が左右に少しオフセットされている場合が多いので、間違わないこと。

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↓あとは順番に間に4本挟んだ2本を仮止めしていく。片側を片付けてから反対側。でフロントの仮組完了。

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↓進行方向(緑)に対して右側面からの写真。内から外のスポーク(ピンク)に注目。井上組みでは、左右がホイールの面に対して対照。だから、裏返すとピンクの風車模様が逆転する。JISだと点対照なので、どちらを進行方向にしてもピンクの風車模様が同じ。

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今日はここまで♪m(__)m