ニュースは専ら日産のカルロス・ゴーン。
朝日系列が独占的に報じ始めたのが印象的で、嫌疑の裏事情も複雑な様子。
まっ、お金のことは貧乏人にはよくわからない。
それより、その直前までメディアでも大きく取り上げていた「外国人労働者の受け入れ」が気になる。
国会でもTwitter上でも「実質上の移民じゃないか」なんて言葉があがる。
「移民」とは言えない事情があり、その言葉を首相から聞き出そうとすること自体、馬鹿馬鹿しい。
“移民の類”として考えれば、すでに世界で4番目の多さの日本と聞く。
言葉遊びより、現実的な目線で考えないといけない。
今後、日本は急激な人口減少を迎えるはず。
当然、労働者が減り、税収も減り、社会保障も劣化する。
少子化の歯止めが効かない中、国がどのような姿勢で対応していくのか・・・その議論は急務。
受け入れの緩和/拡大が先か、受け入れの厳密な基準が先か、その順序の前後もあるだろうが、
何より、将来的なビジョンが見えていないのは問題。
そもそも、未来の理想的な人口はどれくらいなのか。
将来的に人口をどう推移させていくのか。
さらに、東京一極集中を避けるべく、どんな手段で各地方に振り分けるつもりなのか。
するべき議論は様々ある。
移民制度で失敗した欧州の二の舞を演じぬよう・・・
「賛成」「反対」「治安」などと単純な結論だけを並べる前に、まず将来像を考えるべきだと思う。
技能実習制度もどうするつもりだろうか。
その制度で来られた東南アジアの青年が、除染作業をさせられていた実態。
農家で作業をしていた外国人女性は、時給換算すると400円程度だったという実態。
発展途上国からの外国人労働者の雇用は、ある意味で「奴隷」に近いものもあり、
安く雇える「ツール」として捉えられている面がある。
今のままでは、かつての【3K】(=キツイ・汚い・危険) の職が待ち構えるに相違ない。
社会的平等性、基本的人権などの面で言えば、雇用側の意識改革は必需。
誰もやりたがらない仕事の給料は、それ相応でなければならず、
彼らも日本に来れば同士であり、待遇の差異など論外だし、それが雇用主の責務。
個人的には外国人労働者の受け入れは反対ではないが・・・
今の雇用感覚のままで受け入れを拡大するのは、とても賛成はできない。
治安の悪化より、日本の雇用主の方が問題だと思っている。
自社優先もわかるが、経済を回す意識を持たないと・・・
仮に、外国人労働者を受け入れたくても、日本に来てもらえない社会に至る。
将来的なビジョンを含めて議論してもらいたい。