自己啓発。
自分自身の意思で、能力向上や精神的な成長を目指すことだ。
巷では、その類の書籍が大量に出版され、セミナーも行われている。
基本的に この精神的取り組みは、仕事のスキルアップだけに向けられる。
謳い文句は 「自分を変える」。
言うのは簡単だが、現実にはそう簡単に自分を変えることはできない。
多くの場合、ただ自分の本質にフタをして、表面を取り繕っているだけの話しである。
だからこそ、啓発に成功しても、その後、心のバランスを崩す人が多い。
「自分を変える」ことは容易ではないが、「価値観が変わる」ことは珍しいことではない。
自己啓発で向上心を高め自分を変えようとする“欲”は、一つの価値観。
逆に今の自分を そのまま受け入れようとする“調和”も、一つの価値観。
この価値観は、境遇・心境・タイミングなどが合致すれば、すぐにでも価値観は変わる。
何を大事にし、何を優先するか・・・価値観が変われば、視界も思考も変わる。
例え仕事の能力にマイナスでも、これこそが、自分が変わる瞬間ではなかろうか。
疑似的なものではなく、本質的に自分が変わる・・・
それは意識的に起こすものではなく、思い掛けなく起こるものだ。
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『I AM 世界を変える力』 (トム・シャドヤック監督)
世界を変える・・・
コメディ映画の監督として有名なトム・シャドヤック。
この映画を見て初めて知ったのだが・・・
自転車で転倒し、PCS(脳震盪後症候群)という後遺症を患っていたそうだ。
映画内で述べているように、この思い掛けない出来事により、彼の価値観は大きく変わったらしい。
≪お金・経済=幸せではない≫という価値観に辿りつき・・・
人間の本質、競争社会の世界は本来どうあるべきか、そんなことを追及した映画。
これまでの作品とは一変、大真面目なドキュメンタリーである。
新しい科学的見地からの意見も踏まえて人間心理を考えていて、とても興味深いものだった。
が、観ていてアメリカ人らしい主張と発想・・・という印象を持ったのも否めない。
一方的に自分の価値観を押し付けるだけの映画は、どうもかったるい。
反論は少しでも取り入れるべきではなかろうか。
まぁでも、こういう捉え方と考え方を持つアメリカ人がいるからこそ・・・
今の世界が保たれているのも事実。
アメリカ万歳!
満足度・・・★★★☆☆
人間の本質は協力か支配か、説得力のある言葉だなぁ 度・・・★★★★★