就職を希望する高校生は、就活を始めている。
我が地元では有効求人倍率が 1.0倍を超え・・・
ローカルニュースで、あたかも就職難から脱却しつつあるような雰囲気で伝えている。
しかし、そうは問屋は卸さない。
求職者1人に対し、一件の求人があろうが、肝心なのは その待遇などの内容である。
先日、高校生の娘さんが就職活動の真っ最中という女性に 話を聞いた。
求人票に書かれた待遇は 酷いものも多く、アルバイトに毛が生えたようなものまであると聞く。
中には、書面に書かれていた待遇とは全く違う会社もあるそうだ。
と言うのも、ある女子高校生は、求人票で「転勤無し」・「事務職」と書かれていた会社を面接した。
しかし、面接の場で 関西・東海地方への転勤の可能性を示唆され・・・
さらに、事務職とはごく僅かで 業務の主体は技術職だと明かされたそうだ。
ただ、それを「おかしい」と声を上げても・・・職業安定所から注意される程度で終わるだけ。
なんともお粗末な話である。
それでも、この会社は 面接時に説明があったから まだマシな方。
過去の酷いケースでは・・・
内定が決まった後に契約社員からスタートという事実を知ったケースもあったそうだ。
それは勿論 大問題である。
そのケースでどんな処遇が下されたのは知らないが・・・
こんな状況があること自体が 数字の裏に隠された現実だ。
高校生は、いくつかの会社を掛け持ちして就活できないと聞いた。
一社を受けて、ダメなら また次の一社。
9月から就活が始まることを踏まえると、卒業までに何社も受けられる猶予は無い。
しかし、学校側も 就職率を上げようと必死だ。
少子化が進む中、就職率が低ければ 生徒も集まらないのだから。
それゆえ、やや強引に 家庭訪問で一社を推薦されるケースもあると聞く。
このケースの場合、学校の先生が その会社を「是非に」 と本気で推薦いるわけでもないだろうし・・・
その生徒に対し 親身になって就活をサポートしているわけでもないだろう。
どんなにキレイごとを言おうが、先生の狙いは明白だ。
自治体が発表する有効求人倍率や学校が発表する就職率。
それらはあくまでも表向きであり、求職者の満足度を数値化したものではない。
もしこれを「就職難」の脱却と受け取ったとしても、その裏には「就業難」という実態が隠されている。
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『幸せのちから』 (ガブリエレ・ムッチーノ監督)
超難関の就職活動・・・
子連れのホームレスから脱却するべく、会社の研修生として奮闘する姿を描いた映画。
もはや説明するまでもないか(笑)
この話、クリス・ガードナーという人の半生であり、実話である。
正直 それを知っておったまげた(笑)
これが先進国のアメリカの実態ということ。
それを考えれば、日本は就職先があるだけ まだ恵まれているということか。
それにしても、こんな“お涙ちょうだい”話に弱いんだよなぁ・・・。
これを見たら涙・涙・涙。
かつては涙なんて これっぽっちも出さなかった自分であるが、年齢(とし)ってのは怖い。
満足度・・・★★★★☆
あの坂を 一度自転車で下ってみたいなぁ、と思ったのは自分だけだろうか(笑) 度・・・★★★★★