『英雄 国姓爺合戦』 | 返却は一週間後。

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消費税改正法案や社会保障の一体改革関連8法案が衆議院で可決された。


世間の目は法案の中身・・・ではなく、与党である民主党の造反議員の数に注目。


今後の展開の目安となる54人を超える造反者が出た。


が・・・なんとも茶番に見えて仕方ない。



消費税増税に関して述べれば、あの震災直後、多くの国民が「仕方ない」と考えていた。


それが「反対」へと変化したのは、推測ではなるが、消費税自体に反対しているのではないように思う。


もし仮にそうでないとしても、政策と民意は必ずしも一致するわけではない。


国民の反対を押し切るべき政策も必要となる。


消費税増税がそれなのかどうかは知らないが、今回の場合、そもそも役者が胡散臭い。



大震災に便乗するように被災地の復興を消費税増税の理由に掲げた経緯も踏まえ・・・


コロコロと理由を変えてまでも頑なに増税を訴える財務省の姿勢。


さらに、それを後押しするかのように、賛成を表明する経団連。


こちらもこちらで、法人税の減税が最大の目的であるのは見え見えだ。


人の良さそうな“国民への説明不足 総理”は、ただそれに利用されているようにしか見えない。


民主党が掲げてきた政府主導ではなく、今だ変わらぬ官僚主導政治・財界人優先政府・・・


そんな構図に見えるのは、多くの国民が思うところだろう。



よくよく考えてみれば、民主党自体の存在価値も問われる。


自民党の惨敗と共に躍進した民主党ではあるが・・・


その頃のマニフェストは何も遂行されぬまま、突然湧いて出てきた増税案。


これまでの民主党を見る限り、“マニフェスト=目の前にぶら下げたニンジン”に過ぎない。


完全に国民を欺くための道具として利用しただけに過ぎないではないか。



実行しないマニフェスト、国民は一体何を信じて選挙に一票を投じれば良いのだろうか。


政策に不可欠なマニフェストの存在意義そのものが疑われる。


公約違反が民主党のマニフェスト、そう揶揄されても反論できまい。



野党時の空想政治と、政権を握った現実政治は、おそらく大きな隔たりがあったに違いない。


当時のマニフェストも、民主党を支持した国民は誰もが・・・


“全て実現できるわけではないだろう“と思っていたはずだ。



だからこそ、今回の茶番にしろ・・・


総理から一言、「マニフェストの実現は無理でした。だから、こういう方針に変えさせてください」


もし そんな非を認める謝罪があれば、党内部でここまでもつれることも無かったのではなかろうか。






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『英雄 国姓爺合戦』 (ウー・ヅーニィウ監督)




17世紀、オランダ占領下にあった台湾に実在した日中混血の武将を描いた史劇。


2001年の映画である。



この国姓爺(鄭成功)は邦題同様、台湾では英雄である。


それもそのはず。実に正義感に溢れた人物だったようだ。


この武将の話は、近松門左衛門作の人形浄瑠璃にもある。



さて、映画の話だが・・・これは完全は1人の武将を追った史劇であり、見所という観点では寂しい。


クライマックスの戦は辛うじて良いものの・・・映像の迫力という面でも乏しい。


中国人民軍の協力を得、大金を掛けているにも関わらず・・・


まるでNHKの大河ドラマを見ているようだった(笑)







満足度・・・★★☆☆☆


中国人民軍の協力=余計な助言があったから、この出来なのか?(笑) 度・・・★★★★★







さて、国姓爺は志半ばで病で亡くなった。


総理はこの消費税増税を、志半ばで政権を手放すことなく、最後まで見届けられるだろうか。


これだけの造反者、総理がどんな厳罰を下すにしても、民主党の将来は暗い。