『チェンジリング』 | 返却は一週間後。

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「STAP細胞はあります」 と断言したあの会見・・・。


小保方氏本人が、本当にSTAP細胞の存在を信じていたのかどうかは知らない。


しかし、理研調査委が「ES細胞が混入」と説明し、存在しないという結論に至った。


明らかなデータ改ざんも見られたようで、故意的な不正として受け取られるのも当然。


本人にその認識が無くとも、この一件は過去最高クラスの“ねつ造”という烙印を押された。



世間では、錚々たるメンバーが何故「科学的詐欺行為」に引っ掛かったのか、不思議に思っている。


が、人間を騙すことは、そんなに難しいことではない。


揺るがない一つの主張&それっぽい証拠を 相応の場で見せつければ、ほとんどの人間は信用する。


そこにタイミングや個々の思惑が重なれば、たった一つのウソが大騒動に発展することもあるのだ。



今回であれば、STAP細胞という主張&改ざんした実験証拠を、立派な研究室で見せつけた。


そこに、iPS細胞への嫉妬心、国家予算獲得などのタイミングと個々の思惑が重なったから・・・


錚々たるメンバーの誰もが疑うことなく 事が進み、ここまで大騒動になってしまったのだろう。



ただ、全ての根源と責任は、実験ノートの重要性を認識していなかった未熟な科学者にある。


詐欺意識の有無に関わらず・・・


STAP細胞ねつ造という事実は、世界の歴史に名を残す不祥事、と言っても過言ではない。


言い方は悪いが、100年経っても世界中で語り継がれるであろう日本の恥となった。


と、まぁ起こったものは仕方ない。


理研も彼女も、この失敗に臆することなくどんどんチャレンジしてもらいたい。



さて、STAPの再現実験では、残念ながらSTAP細胞へとチェンジしなかった。


チェンジ・・・。




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『チェンジリング』 (クリント・イーストウッド監督)





チェンジリング(笑)



ある日、息子が行方不明に。


無事にみつかり、戻ってきた息子は全くの別人だった・・・。


1928年、アメリカで実際に起こった連続誘拐殺人事件である。


突然現れた息子と名乗る子供が、「自分は息子だ」とウソの主張。


そこに警察の捜査姿勢や思い込みという思惑・タイミングが重なって起こった事件であり・・・


結局、全米を震撼させる大事件に発展したようだ。



そんな現実にあった事件を、役名も被害者の本名で描いた2008年の作品。


「息子ではない」と言えば言うほど、白い目で見られる理不尽さや・・・


精神疾患の患者として強制的に病院へ入院させられるなどの、母親の苦悩が描かれている。



なんとも・・・韓信匍匐と言おうか、立ち向かっていく強い母親像が強烈に印象に残る映画。


素晴らしい映画だと思う。


ただ、個人的に 「面白い」と思った映画は何度でも繰り返して観る方だが・・・


この映画を繰り返して観るには 話が重い(笑)


一度見るだけで十分だ・・・。








満足度・・・★★★★☆


マルコビッチに毛!(笑) 度・・・★★★★★