「STAP細胞はあります」 と断言したあの会見・・・。
小保方氏本人が、本当にSTAP細胞の存在を信じていたのかどうかは知らない。
しかし、理研調査委が「ES細胞が混入」と説明し、存在しないという結論に至った。
明らかなデータ改ざんも見られたようで、故意的な不正として受け取られるのも当然。
本人にその認識が無くとも、この一件は過去最高クラスの“ねつ造”という烙印を押された。
世間では、錚々たるメンバーが何故「科学的詐欺行為」に引っ掛かったのか、不思議に思っている。
が、人間を騙すことは、そんなに難しいことではない。
揺るがない一つの主張&それっぽい証拠を 相応の場で見せつければ、ほとんどの人間は信用する。
そこにタイミングや個々の思惑が重なれば、たった一つのウソが大騒動に発展することもあるのだ。
今回であれば、STAP細胞という主張&改ざんした実験証拠を、立派な研究室で見せつけた。
そこに、iPS細胞への嫉妬心、国家予算獲得などのタイミングと個々の思惑が重なったから・・・
錚々たるメンバーの誰もが疑うことなく 事が進み、ここまで大騒動になってしまったのだろう。
ただ、全ての根源と責任は、実験ノートの重要性を認識していなかった未熟な科学者にある。
詐欺意識の有無に関わらず・・・
STAP細胞ねつ造という事実は、世界の歴史に名を残す不祥事、と言っても過言ではない。
言い方は悪いが、100年経っても世界中で語り継がれるであろう日本の恥となった。
と、まぁ起こったものは仕方ない。
理研も彼女も、この失敗に臆することなくどんどんチャレンジしてもらいたい。
さて、STAPの再現実験では、残念ながらSTAP細胞へとチェンジしなかった。
チェンジ・・・。
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『チェンジリング』 (クリント・イーストウッド監督)
チェンジリング(笑)
ある日、息子が行方不明に。
無事にみつかり、戻ってきた息子は全くの別人だった・・・。
1928年、アメリカで実際に起こった連続誘拐殺人事件である。
突然現れた息子と名乗る子供が、「自分は息子だ」とウソの主張。
そこに警察の捜査姿勢や思い込みという思惑・タイミングが重なって起こった事件であり・・・
結局、全米を震撼させる大事件に発展したようだ。
そんな現実にあった事件を、役名も被害者の本名で描いた2008年の作品。
「息子ではない」と言えば言うほど、白い目で見られる理不尽さや・・・
精神疾患の患者として強制的に病院へ入院させられるなどの、母親の苦悩が描かれている。
なんとも・・・韓信匍匐と言おうか、立ち向かっていく強い母親像が強烈に印象に残る映画。
素晴らしい映画だと思う。
ただ、個人的に 「面白い」と思った映画は何度でも繰り返して観る方だが・・・
この映画を繰り返して観るには 話が重い(笑)
一度見るだけで十分だ・・・。
満足度・・・★★★★☆
マルコビッチに毛!(笑) 度・・・★★★★★