老後の資産形成において、貯金が思うようにたまらず、年金だけでは生活が苦しいということがないように、気を付けておくべき、習慣があります。

 一つ目は、貯蓄型の生命保険に入っている人で、貯蓄型というのは預貯金よりは利回りはいいが、iDeCoやNISAよりは利回りが良くないので、保障と運用がセットになっていて、一見便利に見えるのですが、保障のみを考えるのであれば、掛け捨ての安い生命保険等に入っておくことです。

 二つ目は、社会保険料や税金を節約する努力として、iDeCoに入ったり、企業型の年金(企業型DC)に加入できる会社に入って、掛け金分の給料が社会保険の対象外になりかつ非課税になるメリットを受ける。

 三つ目は、ふるさと納税をやって、翌年の税金から還付控除を受けて、返戻品で豪華賞品をもらう。

 四つ目は、iDeCoや企業年金、退職金の受け取り時に、年金形式ではなくて、一括形式にしておくと、一括受け取りですと退職所得控除額の適用になり、年金形式にした場合の公的年金等控除額よりも控除額が多く、税制のメリットがあります。

 五つ目は、老後に定年退職した後の試算を設計しておくことで、退職金がいくらでiDeCoや企業年金やNISAの積立額、公的年金などから、月々の生活費として捻出できる資産はどれくらいになるかをシュミレーションしておいて、現役時代から毎月の収支のバランスを考えて生活のやりくりをやっていく等です。

 以上の習慣を身につけて、貯金がなくならないように、しっかり老後に備えていくことが、不安をなくすことになります。