4月から学卒の新入社員が入ってくる会社も多いかと思いますが、新入社員を迎い入れるに当たって、今の時代の学卒者の時代背景による考え方や精神を理解しておく必要があります。

 まずは、超売り手市場であることによって、50社受けてやっと1社内定を勝ち取る時代と異なり、第1志望ではなくても第2志望~第5志望位までには内定が出た学卒者が多いのではないかと思われます。

 そうすると、就職先には比較的、満足して入社してくるので、思い描いていた理想と現実とのギャップがそんなに大きくなくても、少しのギャップでも耐えきれなくなるリスクも孕んでいるわけです。

 このリスクをわかっていると、学卒者の新入社員組に神経を使って腫物に触るように扱わなければと思いがちなのですが、そうすると指導すべき時に指導しなくなり、教えるべきことを上から目線にならずに教えようと遠慮がちになり、自信の無い先輩や上司達ばかりですと新入社員に舐められてしまいますから、ハラスメントにならないように接することはコンプライアンス上もちろん必須ですが、先輩・上司として堂々とした振る舞いはその背中を見て育つ新入社員の為にも必要なのです。

 先輩・上司が社内で遠慮がちであったり、自信のない態度で後輩や新入社員に接してしまうと、それが新入社員にも伝染してしまい、新入社員が取引先でプレゼン一つを取ってみてもびくびくした自信のない対応では、取引先への信頼を得られないからです。

 新入社員を迎い入れる時のスタンスは時代背景も考えなければいけないのですが、それは現代の若い人が慣れていないマナーの押しつけはダメですが、何時の時代も変わらない仕事に取り組む基本姿勢はブレないことが大切です。