時代は誰もがSNS等を使って、不特定多数の人に向けて発信が容易となったことにより、企業や事業者が仕事を獲得するための営業活動の手法にも大きく様変わりしております。
 これは、企業経営や事業を運営していくに当たっては自社のホームページを持つことは当たり前になっており、一つのステータスとなっていますが、更に販売促進や顧客獲得を促進するための営業活動において、Instagram、X(旧Twitter)、フェイスブック、YouTube等のいわゆるSNSを駆使していくことももはや当然ともいえる時代になっています。
 一般的に、一般消費者に向けて販売や取引をしていく業態は、幅広く多くの人に向けて発信する必要があるので、シェアしている友達とか知り合いのみに限定されない発信のプラットフォームがあるSNSの利用が効果的と思われます。
 我々、士業のような専門分野を持ち、専門分野での知識や手続き関係や法令を駆使する必要性のあるサービスは、SNSで集客していきやすい案件や業務ももちろんあるのですが、継続的なお付き合いとなる顧問契約のような長期に渡って会社の経営の一旦を担うような取引においては、信頼関係が基盤にないと依頼を受けにくいサービスですので、
 このあたりの取引に関しては口コミのほうが効果がある場合もあり、サービスの内容や顧客となるクライアントの形態によって、SNSと口コミを上手く組み合わせていくことが重要な時代ではないかと思うわけです。