世間ではSNS等を使って、特定の人に対して誹謗中傷したりする人がいますが、週刊誌等が公人やタレント等の準公人にする場合は取材を十分に尽くしていれば名誉棄損に当らないケースもあるということですが、私人が私人に対して誹謗中傷した場合でSNSという不特定多数の人に向けてやった場合は誹謗中傷の内容によっては名誉棄損に当たる可能性が高くなるということですので、その辺りの知識や認識を持ってやらないと安易に人を誹謗中傷することは刑事的責任だけでなく、それが会社組織等の内部の人間に向けて誹謗中傷した場合は、それが実名等を出していなくても、記述の内容から社内の人が見た場合にある特定の人を想起させるような場合は、社内の空気というか雰囲気も悪くなってしまい、社内のチームワークや職場の士気が下がるので労務管理上は会社にとってメリットがなく会社に迷惑がかかりますので、何か面白がって特定の人をSNSで誹謗中傷するという人が増えないように、何人も社会の一員であるという認識を持って行動することが今の世の中に求められていると思うのです。