会社での社員教育や家庭での子供の教育で、褒めて伸ばすという手法があります。人は褒められると嬉しいので、褒められた人に対しては好感を持ち、人間関係が良好になっていくのですが、褒めてばかりでは人の成長は止まってしまうのです。
なぜならば、褒めてばかりでは世間を甘くみてしまい、自己研鑽を怠り、更なる飛躍を望めないことになるので、褒めるべき時に褒めて、叱るべき時に叱るということが自然的になされる必要があります。
この褒めるべき時とか叱るべき時の判断が公平でなければならず、特定の人をひいきしているような感じや特定の人を目の敵にしているような感じにならないように、子供の教育においても、二人以上子供がいる場合は、子供間で公平性を担保して、組織全体や家族間の信頼関係を保っていくことが前提です。
この公平性を貫くために、どのような場合に褒めればいいのか、どのような場合に叱ればいいのかは、自分の中の基準を確立する必要があります。
これは、社内の教育で言うと、もう既に教育担当の立場から更に出世して、会社の幹部になっている人に教育担当者時代の苦労話を聞きにいって学習するとか、子供の教育で言うと、自分の子供と同世代の子供さんを抱えるママ友のような人に子育ての苦労を聞いてヒントを得るなどが効果的だと思います。
すなわち、自分一人の経験では限界があるので、自分と境遇の近い人の話をより多く聞いてサンプルを増やしていって、自分の中の基準の精度を上げていくことが間違いのない人間教育につながっていくのではないでしょうか。
