これから年末の仕事納めに向けてラストスパートの企業が多いのではないでしょうか。この時期いつも思うのが、後回しにしてきた仕事が年末にならないとなかなか手を付けられず、年末になって慌てて駆け込みで終わらせようとするため、ミスが生じやすいという悩みを抱える人が多いのかなと思います。

 つまり、締切りや年の瀬が押し迫ってこないとモチベーションが上がらないという人間の性というのは何なのかということです。

 これは、人間には怠惰の心が常に宿ろうとするので、その邪悪な怠惰の精神と常に闘って生きていかないと、競争社会では生き残れないということです。

 人間が国家を作り、企業や学校や公共施設というものを作って暮らしを豊かにしていこうとすると、そこには平等の原理というのも働く一方で、資本主義経済である以上は富を得るのは競争社会の中で公平な機会の下で戦った結果としての格差が生じるわけです。

 ただ、その競争の土俵にも上がれないような病気の人や老人や子供といった社会的弱者は福祉国家としての最低限度の生活保障を与えるというのが日本の国のシステムということです。

 つまり、競争社会の土俵に上がっている人は、戦うことのできる権利・資格のある恵まれた人達なのですから、怠惰の精神に負けて仕事ややるべきことを自分の中で言い訳をして後回しにしていたら、その結果として年末のラストのスパートで苦しんだり、その煩雑さから生じるミスは自業自得と言わざるを得ません。

 ですから、日頃から常に崖っぷちの精神で追い込んでいくストイックな精神こそが、他者から抜きんでる人材になり、競争社会では重宝される貴重な人材として勝利を掴むのではないでしょうか。