社会人の方が、起業するためや自己啓発の為にせよ資格試験の勉強をすることは当然、素晴らしい事ですが、試験終了後、燃え尽き症候群になってしまって、せっかく身についた勉強習慣を手放してしまうのはもったいないです。

 試験終了後、オフの日においては一定期間、今まで我慢していた家族や友達との旅行やレジャーで遊び惚けて放電することも大切です。

 そして、ある程度の放電期間を経たら、また勉強習慣がなくならないうちに、次の資格勉強にとりかかってもいいですし、試験受験だけを目的にしないで、1時間ずつだけでもいいので、何か勉強に限らず目標に向かって、こつこつ自分磨きの時間を設けるといいと思います。

 いわゆる燃え尽き症候群に多いのは、一つの目標に対して全力投球した達成感で、次の向かうべき目標が定まらないのではないかと思います。

 まあ、難関の国家試験などを目指して受験した後というのは、次から次へと目標を持てるだけの精神的ゆとりもないわけですが、全く畑違いのことはとっつきにくいので、比較的近い分野の事に勉強するまではいかなくとも、興味を持つだけでもいいでしょうね。

 我々士業の世界では周辺知識ということになりますが、この周辺知識があるのとないのとでは、本業での応用力にも差が出てきます。

 これは企業経営においても、一つの大きなプロジェクトが終わった後は、燃え尽き症候群になりがちですが、せっかくそのプロジェクトに立ち向かった壮大なエネルギーを注ぐ習慣を継続していくため、些細なことでもいいので、一日一日の小さな目標設定を自分で立てるといいです。

 先程の資格試験の勉強の例えで言うなら、自分で決意したからこそ頑張れたという側面があるので、この目標設定も企業においては従業員が独自に立てる必要があります。

 必ずしも、企業の業績に直結するものでなくとも、企業風土が良くなるような目標でもいいでしょうね。すれ違った時は、必ず自分から挨拶するようにするとか、失敗した時に言い訳や愚痴をこぼしたりしないとかですね。

 そういう、前向きにポジティブになる習慣は永遠のものとなるようにすれば、人間は無限の可能性にチャレンジできるのではないでしょうか。