士業の間でも、その取扱う独占業務の中の一部に特化して、より高い専門性を打ち出す先生が多くいらっしゃいます。

 この場合は、その特化した分野において世の中のニーズが高く、サービスを提供する供給者が少ないと、競争原理により、より有利に事業を進めることができます。

 ただ、特化している分野においては非常に専門性が高く、強いのですけれども、それ以外は手薄な場合は、同業者の連携やあるいは、独占業務以外になると他士業者との連携が必要になってきますので、そういった人脈が形成されている先生は連携者間の相互補完によって、幅広いニーズに対応できることになります。

 そういう戦略を採ったほうが、既存のクライアントさんも安心であるし、連携している他士業者や同業者からもお互いに仕事を振れるので、仕事の受注も安定的にいただける事になります。

 この戦略は、まず自分の特化する分野は何なのか、そしてその分野の競争相手、業務を行うエリアでのその分野における需要等の分析を行い、その分野を強化するにあたっての独自のアイデアを駆使し、競争原理で勝てる状態に持って行かなければいけませんし、連携してもらう方々にも明確に得意分野を打ち出して、しっかりアピールやブランディング化に成功していないといけません。

 なぜならば、何をお願いした時に役に立っていただけるかがわからないと、連携する側や発注するお客様側も何を頼んでいいかわからないからです。

 これは、我々士業に限らず、いろんな業種の事業を行っている方にも同じ事が言えて、まずは、得意分野を明確にして、お客様となる方々や業務提携する方々にその得意分野をいかにブランディング化できるかという、自己主張が最大の戦略になると思われます。