仕事において、締切りギリギリにならないとエンジンを掛けない人と締切には余裕をもって終わらさないと不安な人といます。結果論的に仕事の納期は間に合っていれば、取引先や納品先のお客様には問題ないのですが、そのことと両立して求められるのが品質や高いサービスなのです。  

 つまりは、極端に言えば、納期ギリギリでも品質や精度が高い仕事なら顧客満足は得られるわけで、納期に余裕で間に合っていても、品質や精度が低く、不良品や欠陥品であればクレームにまで発展してしまい、顧客満足どころか、お客様への信用やイメージはがた落ちになります。

 要は時間に余裕を持って仕事をしないと落ち着かない人は、そういう余裕のある時間の使い方が自分のパフォーマンスを最大限発揮できるし、ギリギリになって切羽詰まった状態にならないと、やる気が全開にならないマイペースな人はその追い込まれた状態でしかパフォーマンスを最大限発揮できないので、どちらが良いか悪いかではありません。

 ですから、自分の仕事のペースと周りの人の仕事のペースやスタイルが違っていたとしても、そのことを責めると組織においては調和が保てなくなるので、組織においては相手の性格や考え方を理解した上で、人付き合いすることが鉄則なのです。

 よく十人十色などと言ったりしますが、まさに組織ではいろんな人の集合体で有り、自分と考え方やポリシーが違っていて当然だという前提でまず相手のことを肯定することが何より大切です。

 そういう寛大な精神が人と人の衝突を防いだり和らげてくれるので、人間関係の柔軟剤となり得ます。