自分の事が好きな人は、自分のどの部分が好きかわかっているのでしょうか。自分のどの部分が好きかわかっていれば、その部分は自分の誰にも負けない強みであるということを自覚しているので、日々の小さな失敗やいざこざにもめげることなく、常にポジティブに明るく生きていけるのだと思います。

 ただ、自分大好き人間の中には、自分のどの部分が好きというよりも、ナルシスト的に自分の全てに己惚れてしまっている場合もあるので、その場合は日々の失敗やいざこざにいちいち落胆することのない前向きな人生は歩めるのですが、反省して成長していくという観点からは、自分の悪い癖も見逃してしまいがちなので、成長が止まってしまうことがあります。

 よく言われる他人に興味がなく、自分大好き人間の人は、今一度自分のどの部分が好きか分析してみると良いと思います。

 そうすることで、自分を冷静に見つめ直すことによって、自分のこの部分は優れているが、この部分はまだ発展途上であると自己分析ができるようになりますので、日々の小さなミスも何か人のせいにしたり環境や置かれている状況のせいにすることなく、謙虚に反省してミスの原因を追究して改善しようと更なる高い水準に自分をレベルアップさせようという向上心につながっていくのです。

 なぜならば、自分大好き人間で、自分は完全無欠でミスなどするはずがないという奢り高ぶった精神では、何かのせいに責任転換して、自分を省みることを怠るからです。

 ただ、自分を愛する精神は大事なことです。自分を愛することで自信を持ち、勇気を振り絞ることもできますから、物事に勇猛果敢にぶつかっていくことができますが、人間には欠点がありますから、その欠点や得意とする強みをしっかり分析して、ミスやいざこざが起こった時の原因追及やその後の改善をしていくことを繰り返して、人間は進化し続けていくことができるのです。