今日は気分が乗らないと思った時も、自分自身で自分の心を奮い立たせて、毎日、課せられた職責を全うしないといけないのが社会人ということになります。
特に寒い日が続く、冬場はなかなか気分的に滅入ってくる日もありますので、テンションの維持が難しい時期ではあります。
それでは、常に高いテンションを保つのは、どうすればいいのでしょうか。特にこの時期に、インフルエンザを患って、数日休業を余儀なくされた後の病み上がりの時なんかは、休み癖がついてしまって、いつものペースを取り戻すのに、少々苦労することがあります。
そんな時は、まだ最高潮の自分ではないというのを心のどこかで感じていたとしても、病み上がりという回復過程にあるので、焦らず、まず高熱で休んでいた時の状態よりは、復帰できている今の方が体調も、心的ストレスもましなのだから、すぐに最高潮・絶好調の時の自分と比較せずに、最悪のコンデションだった時の自分と比較して、「あの時よりはずっとましだ。上向いている。」というプラス思考で「徐々に回復していけば、いいや。」ぐらいの楽な気持ちで臨むことです。
真面目な人に多いのが、いつも完璧なコンディションに自分を置いていないと不安に駆られて、自信を無くしてしまうようですと、結局、誰かとの競争心の中でプレッシャーに負けて潰れていくのではなくて、自分との闘いの中で、自分で自分を追い込み自滅してしまうパターンになってしまいます。
自分に厳しいのは悪いことではないのですけど、その自分をイジメるかのような自虐的すぎる厳しさはかえって自分を潰すはめになることもあります。
ですから、病み上がりや気候的な影響で気分がなかなか乗らない時もあるかと思いますので、そんな時は今の自分のコンディションで最高のパフォーマンスができるように、決して無理にギアを上げず、その時の自分のバイタリティに応じたベストを心がけていれば、いずれ1年間の長い間には波がやってきますので、自己ベストに近づく日がやってくるというわけです。
