先日、出演したテレビ番組で社労士としてパワハラ問題を扱いました。依然として無くならないパワハラ問題の解決方法を法的に説明したのですが、根が深い問題だけにこのテーマは人間の深層心理に迫らないと根本的解決が難しいのです。

 すなわち、パワハラをする側の心理は職場の人間関係で相性の悪い人やライバル関係にある人等の自分にとって都合が悪い人か、気の弱い人等の自分のストレスのはけ口になり得る人を対象として、都合の悪い人を排除する若しくは、仕事のストレス解消という目的があります。

 その加害者側の自分勝手な意図によって被害者となった人が職場を追われたり、過大なストレスによって能力を発揮できなかったりといった深刻なダメージを受ける迷惑な行為がパワハラなのです。

 考えてみれば、社会人というのは職場に気の合わない人がいたとしても、うまく協調してやっていかなければ、仕事ははかどらないですし、自分一人で仕事はできないので成果も上がりません。プライベートと違って、好きな人や気の合う人とさえ付き合っていれば済まされる世界でなないのです。

 つまりは、相性の良いとか悪いとか言ってる時点で甘い考えなのであり、相性の悪い人をなくすのが社会人になってからの永遠の課題であり、その努力を怠り、相性の悪い人を排除してしまおうというのは愚の骨頂です。

 この問題は国際政治にも応用できる問題です。というのは、領土問題一つとっても各国のエゴがぶつかり合ったものの典型例が領土問題なのであり、誰しも自分の国がかわいいから領土を簡単に手放したくはないし、より広い国土を持ってそこに眠る資源等の富を得たい欲望があるのが人間の性なのですが、その欲望を満たす手段が非合法的であっては解決しません。

 パワハラの問題も領土問題等の国際政治も自己の欲望を満たす手段が非合理的・非合法的であってはならないし、その欲望自体が傲慢なもので怠惰の精神からくるものなのだから、自己の欲を抑えるストイックさと他者に迷惑をかけないモラルを兼ね備えるいじめ無き社会が世界平和をもたらすのです。

 

フラット労務事務所・代表が出演した番組の動画が配信されています。

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