初対面においては第一印象が大事であることは言うまでもないので、低姿勢で接する事が基本ですが、ある程度の交流が深まった後の段階においては、言いたいの事の一つや二つが出てくると思います。その時に注意すべきことは、言い過ぎず相手を傷つけないように配慮することが大切だと思います。
人によっては、口喧嘩やトラブルの原因になることを恐れて、対人には何も注文をつけるようなことは一切言わないという人も多いでしょう。それはそれでいいと思います。平和主義を貫くことも一つのスタンスですし、浅く広い人付き合いを望む人には合理的でしょう。
ただ、より絆を深めて深い付き合いを望む人に対しては、自分が不快に思ってることを素直に打ち明けて、改善してもらうようにお願いする局面が必ず出てきます。
その時に対人関係の真価が問われますし、下手を打つと関係が悪化するというリスクを伴うので、相手の尊厳を傷つけないように、こっちの要求や改善して欲しいポイントをつくといった技術が必要なのです。
このような処世術は誰から教えてもらえるものではないので、長年の人生経験等で身につけていくしかないのですが、最初から頭ごなしにダメ出しというような対応ではなく、相手の褒めるべきところや好きなところをもう一度再確認するという感じで伝えて、それから本題に入るというような流れがベストかと思います。対人関係にも緩急をつけた対応で、よりお互いが成長できるようになれば、ストレスも減ると思います。
