いろんな社会人の方から、日頃何で悩んでいるかを聞いてみますと、一番多いのがやっぱり圧倒的に人間関係です。人間関係さえうまく出来たら仕事ももっと楽にこなせるのにという人は多いのではないでしょうか。この人間関係をうまくやるコツをつかむことが、職場トラブルを防ぐ最も有効な手段ということになります。
例えば、職場にはいろんな人がいます。媚びへつらった態度を取ると、図に乗って余計に奴隷のような扱いをする人であるとか、あまり上から目線で物を言うと、指示通りに動いてくれない人であるとか様々な傾向があると思います。
そこで、人間関係を野球で例えるならピッチャーの配球をうまく組み立てるがごとく、相手の気質・特質に応じて自分の立ち居振る舞いを変えるという器用さが必要になります。
先程の、媚びへつらった態度を取ると、どんどん図に乗ってこちらを支配下に置こうとする人は、だいたい自尊心が高く自己中心的な人が多いと分析します。こういう人に対しては、いくら上司や先輩であっても不必要にペコペコしないということが必要ですし、理不尽な事を言ってきた場合には正論で反論していく強気な姿勢を見せることも大切です。
そうすることで、こいつはあまり自分の言いなりにならないと考えると、奴隷的扱いは回避できるからです。つまりは、舐められてはダメだと言うことです。
ただし、何でもかんでも反抗的な態度ではそっぽを向かれ、人事考課に影響が出てきて、昇進や昇格で不利な立場に立たされることがあるので、適度に従い適度に返すことが必要です。
更に、こういった場合は更に上の上司に掛け合ったり、可愛がられて、不利な立場を回避することも必要になってきます。つまりは社内の政治力が必要ということですね。
次に、あまり上から目線で言うと、指示通りに動いてくれない人というのは、礼儀正しく、完璧主義な人が多いと分析します。
なぜなら、自分の礼儀やマナーの厳しさを相手側にも求めるため、人当たりの悪い人への評価が低いので、偉そうな態度ではうまく統率できないからです。
こういう人へは、労いの言葉や感謝の言葉を挟みながら、うまく動いてもらえるように気分を乗せる努力も必要ですね。ただ、この場合もあまり相手を甘やかすと、自分の力を過信して努力を怠ってしまうので、相手の成長を妨げることなりかねない場合も出てくるので、適度に厳しさを持った指導や教育が必要です。
以上から、相手の気質・特質に応じて、接し方を変えていく器用さが職場トラブル解決の糸口になると思います。上記の事例はほんの一部の人への対応例ですので、十人十色様々な人への対応の仕方は日々の社会勉強の中から新しい球種として発掘していくことが必要です。人間関係の難しさは奥が深く、生涯におけるテーマとなりそうです。
