今日は、東洋経済オンラインの記事”ジム・ロジャーズ「日本で今後伸びる産業3つ」 

日本がオリンピック後に終わらない理由”

を読んだ。

 
記事のコメント欄で指摘されている通り、日本で土地を簡単に買うことはできない。農地法とか法的な問題だけではなくて、日本は小規模農家が多いから、大型機械を入れて効率的に大規模農業をする場合、複数の農家と交渉する必要がある。
 
しかも、みんなが買いたいと思っている農地は、荒れ果てた耕作放棄地ではなくて、おそらく、きちんと整備されている土地だと思う。
 
そういった手入れの行き届いている農地は、農家も愛着があるから、かたくなに手放さない。いきなり、若造が横から出てきて、「農業やりたいから、土地を売ってくれ。」と言っても、農家の人の気持ちもあるから無理だと思う。
 
それと付け加えると、地下水で農業をする場合は、水利っていう、地下水の利用権が別にあって、それを別途、複数件の農家と交渉しなければならないから、かなりハードルの高いものとなる。
 
昔、ある企業が農業に参入した時、耕作放棄地から開墾してモノになるまでに10年かかったという話を聞いたことがある。
 
40歳以上の人たちに農地取得を推奨するんだったら、ジムロジャース氏本人が、まずは、耕作放棄地を買って、汗水たらして耕すところから始めてみたら?(笑)
 
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
 
参照記事 東洋経済オンライン
ジム・ロジャーズ「日本で今後伸びる産業3つ」 日本がオリンピック後に終わらない理由