「勿体なや 祖師は紙衣の 九十年」

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東本願寺第二十三代の彰如上人(句仏上人)は、俳人としても有名な方で、河東碧梧桐や高浜虚子に師事して、生涯に2万句を残したといわれています。

念仏に生きた90年の生涯を、非僧非俗・弟子一人ももたず、と過ごされた親鸞聖人は、関東の同朋からの懇志で質素で慎ましやかな生活をされ、一寺を持つことすらありませんでした。
そのような宗祖が、和紙でできた粗末な紙の衣と墨袈裟で一生を送られたことを思うにつけ、今の我々の衣食住の贅沢さを、有難くも、もったいなく感じて読まれた句なのでしょう。

「着物が紙でできるの? 破れないの!?」
と素朴な疑問を感じたのでちょこちょこと調べてみたところ…

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もちろん絹衣よりは安いんでしょうが、当時から通の好む、洒脱な装いだったのかもしれないなーと。意外にも親鸞さんって、オシャレだったのかもしれません(笑)