青春☆金属バット 巨乳でアルコール依存症のエイコは中日ドラゴンズのファンだった。難波のアパートに転がり込んだエイコは、難馬の貯金を勝手に使ってテレビを買い、中日対巨人の中継を見ながら酒をすする。難馬はそれに何も言えないでいる。劇中の中日は、落合監督が率いている事実を踏襲する。エースはセルジオというどこの国の人間か分からない投手で勝ち頭らしい。中継でアナウンサーは他にワタナベという選手を口にする。実存するが、主砲ということはまた別の選手。

部活が終わった後も素振りをしていた難馬のもとにベーブルースの息子と名乗る男が現れた。それから10年の間、彼を伝道師として難馬は究極のスイングを求めて毎日1000回の素振りを欠かさない。社交性のない彼はある日、アルバイト先のコンビニで女子高生にキモいと言われた。その帰りに酔っ払ったエイコと出会う。欠落した人間同士の二人は一緒に暮らし、中日はリーグ優勝を決める。

灘馬の同級生でエースだった石岡は警察官になっていた。肘を壊して野球を諦め、怠惰な生活を送っている。職務を全うしない彼はある日、妻に家出された。一方、灘馬は金に困ってバット強盗となり、中日は西武と日本シリーズを戦う。

寂れて物悲しい秋の所沢を舞台に、夢破れた若くない若者たちの終わらない青春が描かれる。小さな町で因果応報が繰り返され、彼らの日常にはシンパシーを感じた。それはドラゴンズファンであることと、埼玉出身であることと、開き直りに起因する。

熊切和嘉の処女作「鬼畜大宴会」を若松孝二は酷評したとの話を聞いたことがある。連合赤軍をモチーフにしたようなストーリーを、その時代を知らない人間が撮り、学生運動を生きた時代の人間がそう評するのも、無理はないように思える。しかしそれでも本作に出演する若松監督に器を感じた。

メメクラゲ 免許を取得したのは9年前のちょうど誕生日だった。電車とバスを乗り継いで行った鴻巣は、実家から2時間程度だがそれ以上に遠く感じた。

それから3年後、今から6年前、静岡県に住んでいた。僕は中古で車を購入している。駐禁で2時間講習コース。沼津の運転免許試験場はラブホテル街を抜けたところにある。

それからさらに3年後、今から3年前、実家の埼玉に戻っていた。僕は車で通勤している。事故で再び2時間講習コース。また鴻巣送りになり、辺ぴなそこは往復に3時間で1日がかりのイベントである。

今回も駐禁で三たび2時間講習コース。今回は東陽町を罰ゲームの地に選んだ。東京は3ヶ所もあって便利だ。過去2回の講習内容など全く覚えていない。今日も当然、教官の話など耳に入らず、教本の絵を見てその切り口、包帯、スパナからこれは「ねじ式」の××クラゲを想起させるぞと、次回は3年後、どこの免許試験場にてシリツを受けようか知らん。

山本昌による投球の妙。谷繁の配球も光る。荒木井端の二遊間だけでなく森野の三塁守備にも唸らされ、外野は3人強肩が揃う。締めは中里のストレートで、終始、酒が進んだ。2点を追う6回は打順良くトップから、それぞれが自らに課せられた役割を理解し、遂行して、打者一巡の猛攻に繋がった。これほどの肴はない。不惑の二桁勝利が現実味を帯びてきた。

タクティクスゼノ どうやら風邪。ただ喉が痛いだけだと思っていたが、頭痛と鼻水を伴ってきた。さすがにタバコも減る。映画に行けず、その他諸々の予定もこなせず、気持ちがすさぶ。予約済みだった歯科へは行って、みるみる銀歯になっていく。鼻、喉、歯が集まる顔真ん中下辺りは違和感と不快感で持ちきりである。

暇つぶしに携帯からゲームをダウンロードした。タクティクス系が好きなのだ。プライベートの時間をほぼこれに費やしてどうにも無益で結局すさぶ。

負け試合を引き分けに持ち込んで一喜し、勝ち試合を落として一憂。藤川から2試合連続で点をもぎ取っただけでも大したものだ。喜ぶ矢野とは対照的に藤川は何ともいえない表情をしていた。とにかく、川上が夏場に勝てないことはこれからも前提として踏まえなければならない。福留や井端など、中日の主力で未婚者は多いが、中でも川上には早く結婚してほしい。体調管理ができていないと見た。

松坂率いる横浜高校が席巻する前年、同じ世代の藤川は実兄とバッテリーを組んで甲子園を沸かせた。当時はそれほどの速球派でなく、プロに入ってから球速が飛躍的に伸びたタイプである。松坂世代の中では遅咲きの部類だろうか。しかし枯れるのも早いような酷使ぶりは敵ながら痛々しい。

喉が痛い。どうやら扇風機にあたり過ぎて乾燥し、やられたようだ。しかしタバコは減らない。ブンレツさんも風邪をこじらせた。二人してイソジンでうがいをしている。この、薄めるという行為が元来苦手でまずアバウト。それでいて極端に薄いことを極端に嫌うので、そばつゆにしろカルピスにしろどれも濃い口に仕上がる。これはブンレツさんに似た。ソウウツシニアはといえば性根からケチなため間逆だ。足して2で割れていれば良かったのに。イソジンはもうなくなる。

大学からの友人が結婚する。1ヶ月ほど前、彼から頻繁にメールが来た。共通の友人のフルネームやアドレスを教えてくれと、それによりそろそろ招待状が来る頃だと察する。


そして届いた。名前が間違っている。僕の名前はごく一般的ではあるが、漢字で書くとマジョリティのものではない。姓は2番手、名は3番手くらいだろうか。初対面やそれほど近しくない人間に名前を書かれた時、もし違っていてもさほど気にはならない。しかし人のを指南させておいて僕のを誤るとはこれどうだ。根に持つタイプの僕はただちに説教メールを送った。

So what ? 」の哀生龍さんから。難題なのはまずルールで、理解するまで時間がかかった。15の質問に答えながら、答えにくい質問に関しては3つ、14問目にあるお題と取り替える。

■1.今の時点で一番最後に聞いた言葉は?(独り言、テレビ、音楽可)
保安官を撃ったがしかし。

■2.好きな香りは何ですか?
→とりたててめずらしいものはないのでチェンジ。
■ちょっと変わった趣味・コレクション。
とりたててめずらしいものはない。

■3.人類が滅亡したら、次に何の生物が知能を持ち、地球を支配すると思いますか?その理由もお願いします。
カラスとゴキブリで黒い世界に。生命力の強さはかえ難い。

■4.ホクロから伸びた毛は最長でどのくらいの長さですか?
背中か腕にあるホクロに5センチ弱 の。もしくは長髪にしていた時、うなじにあるホクロから髪の長さと同等の毛が生えていないと言い切れない。

■5.やってみたい変態行為。正直に。
漏らしてみたい。垂れ流してみたい。

■6.本当はしなければいけないのに、一日延ばしにしていることは?
ブログの更新が1日ずれている。

■7.一昨日の昼、何食べたか思い出せますか?
→焼きそばなのでチェンジ。
■1つだけ・1回だけなら罪にならないとしたら、どんな犯罪行為をしてみたい?
不法侵入。廃墟でも要人宅でも。

■8.一番古い記憶は何ですか?
布団に寝かされてブンレツさんが家事をしているところを見ている。1歳だと思う。

■9.平均就寝時間・起床時間。
1時半就寝、7時半起床を心がけているが守れない。以前と比べると規則的にはなっている。実際は8時間以上寝たい。

■10.今までに一番遠くに旅した場所。
イギリス。その時ジョージ・ハリソンが死んだ。

■11.朝起きたら違う人になってました。誰がいい?
僕は日本語しか喋ることができないのだがこの場合、他言語の人になっていたらどうなるのだろう。その言葉を喋っているのだろうか。ということで外国人に。

■12.最近何かで涙を流しましたか?
映画を見て涙を流すのはよくあることである。

■13.ブログをやる上で、やってもらいたくないことは何ですか?
スパマーは殺す。

■14.変える質問を3つ。
 ・楽して生きていける方法を教えてください。
 ・YouTubeを見ていると平気で2時間が過ぎているのです。打開策をお願いします。
 ・毎晩おばけに尻を 触れていますがどうしたらいいでしょう。

■15.バトンを回す人を5人。
→回さないのでチェンジ。
■顔から火が出た恥ずかしい経験。
最近で、強いて挙げるなら転んだこと

蟻の兵隊 奥村和一氏の国に対する目はとにかく怖かった。80にしてその眼力は、自責と憤怒が入り交じっている。スクリーンを通してでも思いの強さが分かる。もしこれほどまでの眼差しを向けられたら僕は2秒で背けるだろう。中国山西省にて上官の命令で現地の農民を殺す時、処刑を待つ中国人の憎しみの目を見られなかったという。ポツダム宣言後も彼は同様に命令で中国に残った。誰が好んで戦争を続けたいというのだ。どうして中国で国民党軍の閻錫山ために戦い、断末魔で天皇陛下万歳などと。

日本軍山西省残留問題は、戦犯を免れようとする軍司令官・澄田と、共産党軍と戦うために人員がほしい閻錫山の思いが合致したことに始まる。画策して部下を売り、澄田は自らの保身を最優先した。終戦から4年が経ち、残留兵が帰国できてからも問題は解決されなかった。日本政府は志願の残留とみなして戦後補償を拒んだ。上告した奥村氏ら元残留兵の裁判は今もなお続く。

証拠文献を探すため、補聴器をつけ杖を突きながら奥村氏は中国を訪れた。中国人から見た当時の様子を聞きたいということもあった。そこでの奥村氏の発言、後の後悔、再発見、再確認は、ドキュメンタリーでしか成し得ないドラマがある。これだけドラマティックな展開は他に類を見ない。

映画も終盤に差し掛かる頃、奥村氏は、同じく残留していた元軍人の家を訪ねる。その人は奥村氏と違い、当時の記憶を抹殺しようとし、話を拒む。このシーンは「ゆきゆきて、神軍」とだぶった。同じく戦争を経験した世代を映したドキュメンタリーで、戦争を体験した人たちは各々向き合い方が違うことを知る。想像を絶する世界であることも。人格が否定される世界も。地獄も。

横浜は昨日に続いてルーキーを先発に送り出し、山口は早々にマウンドから引きずり降ろしたが、2番手の牛田が立ちはだかる。解説の木俣は彼の球種を見抜き、さらには捕手・鶴岡の癖まで見つけ、試合展開よりズバズバ言い当てる様が面白く、中盤は応援に身が入らなかった。期待していなかった立浪のタイムリーで目が覚める。

満塁男も返上とみなされがちだった谷繁の、名誉挽回の走者一掃でこの試合5打点。最終回に岩瀬をマウンドで迎える時、キャッチャーマスクの奥から覗く白い歯が彼の充足感を反映している。岩瀬も絶好調で要求と寸分違わぬコントロールでねじ伏せる。井端もリズム良く3人で締めようと、二遊間に抜けようとする打球を取って1回転、投げてまた1回転、4連敗でも移動日の前に勝って終わり良ければ全て良しだ。