一児の父になっても森重和に頭を叩かれる朝倉が、ここのところ良いピッチングを続けている。期待をかける度にこける朝倉に僕は二桁勝てないと予想した。いよいよ覚醒か。いやいや早計だ。と、森繁の叩く気持ちも分かる。

岩瀬は前日の借りを返した。劇場型など別段問題ではない。抑えてくれさえすれば良いのだ。もっといえば抑えなくても岩瀬は存在するだけで良い。向こう5年、仮に、らしからぬピッチングをしたとしても、衰えが急に訪れたとしても、中日ファンは岩瀬に足を向けることはできないのだ。